手控え気分が継続か。
手控え気分が継続か。 |
明日12日の日経平均株価は手控え気分が継続か。
現地11日にFOMC(米連邦公開市場委員会)の結果が発表され、パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長が会見する。
米政策金利の据え置きが確実視されるが、FRB議長の発言を含め、その内容を受けて米国株式や為替相場がどう反応するかが注目される。もっとも、最大の焦点は、米国による対中制裁関税「第4弾」の発動期限となる15日であり、依然として見極めたいとの空気は強く、大きくポジションを傾けにくい状況が尾を引くとみられる。
為替動向が特に注目される。今週に入ってからは基調としては円安で、日本株を下支えしている。この時点でFRBが利下げを見送ったからといって、それをタカ派と捉えてドル高・円安が進むかは微妙だが、少なくとも足元の緩やかな円安基調が維持されれば、日本株の大崩れはないと考える。
■テクニカル・ポイント(11日現在)
24783.82 ボリンジャー:+3σ(26週)
24722.73 ボリンジャー:+3σ(13週)
24049.99 ボリンジャー:+2σ(13週)
23843.63 ボリンジャー:+2σ(26週)
23690.24 ボリンジャー:+3σ(25日)
23567.99 ボリンジャー:+2σ(25日)
23445.73 ボリンジャー:+1σ(25日)
23391.86 ★日経平均株価11日終値
23377.25 ボリンジャー:+1σ(13週)
23337.08 6日移動平均線
23323.48 25日移動平均線
23303.42 均衡表転換線(日足)
23201.22 ボリンジャー:-1σ(25日)
23167.39 均衡表基準線(日足)
23078.97 ボリンジャー:-2σ(25日)
23038.58 新値三本足陰転値
22956.72 ボリンジャー:-3σ(25日)
22903.44 ボリンジャー:+1σ(26週)
22828.89 均衡表転換線(週足)
22704.50 13週移動平均線
22671.37 均衡表雲上限(日足)
22299.53 75日移動平均線
22031.76 ボリンジャー:-1σ(13週)
一目均衡表では転換線と基準線が横ばいで、もみ合い相場の継続を示唆している。ただ、株価が本日終値のまま横ばいを続けると、今週末に遅行線が弱気シグナル発生を開始する点に留意したい。
ボリンジャーバンド(25日ベース)では、中心線と+1σで形成するレンジ内に収まり、膠着状態を裏付けた。1σの間隔が125円弱と小さいため、もみ合い相場は終盤に入っているとみられる。RSI(14日ベース)は57.47%(昨日53.32%)と、中立ゾーンとされる40-60%圏にとどまった