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日経平均株価は上げ幅拡大
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価は上げ幅拡大
【後場寄り付き概況】

後場寄り付きの日経平均株価は前営業日比196円92銭高の2万3390円72銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、10.06ポイント高の1675.77で始まった。
日経平均株価は上げ幅拡大。東証株価指数(TOPIX)もしっかり。上海総合指数やハンセン指数などアジアの主要株価指数が総じて堅調に推移しており、東京株式市場も買いが優勢だ。
前日の米国市場でアップル株が警戒されたほど下げなかったことなどから、海外短期筋による指数先物に対する買い戻しが継続しているようだ。アジアの主要株式市場は総じて堅調。
為替市場では、1ドル=110円を突破してきているほか、アジア株式市場の反発なども支援材料となっているようだ。物色としても前日に下落の目立ったハイテク株が中心となって、相場をけん引する格好となっている。
 
ただ、日経平均の戻りは直近4営業日の下落幅の3割ほどもなく、前日高値(2万3402円01銭)にも届いていない。まだ自律反発の域を出ないと言わざるを得ないだろう。景気敏感株の一角は本日も弱く、先行きへの警戒感が根強いことが窺える。本稿執筆時点では香港株の上昇や円相場の下落も一服しており、後場の日経平均はプラス圏でのもみ合いになるとみておきたい。
 
業種別では、精密機器が2%高になったほか、海運業やゴム製品、医薬品などが上昇している。
 
個別では、ソフトバンクG、任天堂が堅調。ファーストリテ、リクルートHDが小高く、楽天、東エレク、SUMCO、アドバンテスが買われ、村田製、太陽誘電、ディスコが反発し、ホンダ、キーエンスも上昇した。
 
半面、トヨタが甘く、安川電は小幅続落。東レ、三菱ケミHDは値を下げている。KDDIがさえず、ネットワンは軟調。大幸薬品は大幅安。三井住友、三菱UFJは小安くなっている。
 
 
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