マザーズ指数は6日ぶり反落、EC関連銘柄に売り
【市況】東証マザーズ市場(前引け)=マザーズ指数は6日ぶり反落、EC関連銘柄に売り
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東証マザーズ指数は前日比25.69ポイント安の1239.87ポイントと6日ぶり反落。
時価総額の大きいBASEやメルカリなど電子商取引(EC)関連銘柄に売りが膨らみ、指数を押し下げた。他では、ラクスやSansan、メドレーが下落した。一方で、アンジェスやエヌピーシー、日本情報Cは上昇した。
新型コロナウイルスのワクチン普及が近づいているとして、市場では「IT銘柄を売って東証1部などの景気敏感業種に買いを入れるという動きが出ているようだ」との指摘があった。
値上がり銘柄数は84、値下がり銘柄数は238となった。
個別では、ジェイックが年初来安値を更新。ホープ、BASE、GMOフィナンシャルゲート、JMC、HENNGEが売られた。
一方、アーキテクツ・スタジオ・ジャパンがストップ高。フィット、Jストリーム、JTOWER、ドラフト、アライドアーキテクツなど7銘柄は年初来高値を更新。イノベーション、イルグルム、フルッタフルッタ、ロジザード、大泉製作所が買われた。