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マザーズ市場展望
マザーズ市場展望
新興市場は上値の重い展開となりそうだ。
マザーズ市場は今週、主力株の一つであるサンバイオが連続ストップ高して指数をけん引し、年初来高値を更新。
 
ただ、サンバイオへの短期的な買いは既に一巡しており、来週はけん引役不在の相場展開となってしまいそう。米ナスダック市場は一段安水準で停滞しており、下値不安を抱えた状態が続く。来週は祝日の関係もあって3営業日しかなく、手掛けづらい週でもある。
 
マザーズ指数は16日に年初来高値を更新。17日には2日に付けた取引時間中の高値も更新した。ただ、これは臨床試験の進展が明らかになったサンバイオのけん引によるもので、他の主力級銘柄の動きに大きな変化はないだろう。
指数に絶大な影響力を持つメルカリは25日移動平均線を下回る値動きを続けており、弁護士ドットコムやマネーフォワードなども軟調な値動きに進みそうで、サンバイオに利益確定売りが先行するようだと、調整色が強まってしまいそうだ。
 
物色テーマとしてはデジタル庁関連への注目度が高まっており。ITbookホールディングス(ITbHD)を中心として行政デジタル化の関連銘柄に妙味がありそう。DX(デジタルトランスフォーメーション)関連もすそ野が広く、関連銘柄探しが続きそうだ。
 
 
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