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FOMCの結果を受け、米ドル円は108円割れ。
【為替】FOMCの結果を受け、米ドル円は108円割れ。
[概況]

20日、東京外国為替市場の米ドル円は107円台半ば付近の水準で推移している。
 
米国時間に発表された米連邦公開市場委員会(FOMC)において、フェデラル・ファンド(FF)金利の誘導目標を2.25%〜2.50%に据え置くと決定した。
FOMC投票メンバー10人のうち9人は金利の据え置きに賛成し、セントルイス連銀ブラード総裁は利下げを求める反対票を投じた。
政策金利の見通しについては、年内に2回利下げ予想が7人、1回利下げ予想が1人、利上げ予想が1人であった。
また、声明文の内容からは見通しについて、「不確実性が高くなっている」などの表現が追加されており、米ドル円は108円割れの展開となった。
 
東京時間では日銀の金融政策決定会合が行われ、政策金利の据え置きが発表された。
長金利操作については据え置きに賛成が7人、反対2で賛成多数で決定となった。
上場投資信託(ETF)などの資産買い入れ方針については全会一致となった。
日銀の発表後、米ドル円は107.800円付近までやや反発の動きが見受けられたが一時的であった。
 
現在、欧州時間に入り米ドル円は107.700円付近でやや反発している。
ただし米早期利下げ観測や、思惑で再び米ドル売りとなる可能性も考えられるため注意が必要だろう。


[提供:カネツFX証券株式会社]
 
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