兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
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マザーズ市場展望
マザーズ市場展望
マザーズ指数は800ポイントを割り込み、一気に700ポイント割れ目前まで急落した。
新型コロナウイルスの感染拡大を懸念した世界的な株安を受け、新興市場が散々な状況となっている。信用取引の成績悪化に伴う投げ売りも出ているようで、需給面は最悪期の通過が近い。新興市場に限れば、短期的な買い場が近そうだ。
 
株式市場はリスク回避の動きを強めている。割高銘柄が多く、個人投資家の持ち分が多い新興市場は個別銘柄の動向を無視した売りを浴びている。
バイオ株からの資金流出も目立っている。ただ、外食や小売、イベント関連、インバウンド(訪日外国人観光客)関連など、実態に業績への影響が懸念されるタイプの上場企業は少なく、逆にネット系企業など影響が少ないタイプの企業が多い。パニック的な売りが収まれば、戻りは早そうだ。
 
主力銘柄ではメルカリが巣ごもり消費関連銘柄の一角として堅調に推移しており、電子コミックのAmaziaも同様の発想から狙われている。食材宅配のオイシックス・ラ・大地、オンライン教育のすららネットなど、テーマ性を重視した物色もみられるが、前週以降は売られ過ぎた優良銘柄の下値買いに妙味がありそうだ。
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