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小反落、手掛かり材料難で売り買い交錯
【市況】東京株式(寄り付き)=小反落、手掛かり材料難で売り買い交錯
【寄り付き概況】

21日の日経平均株価は小幅に反落して始まった。始値は前日比10円70銭安の2万4072円81銭。20日の米株式市場がキング牧師の誕生日に伴う祝日で休場、日本株の一段の上値を追う材料に欠くなか、利益確定売りが先行している。
外国為替市場では1ドル=110円台近辺の推移で、全体相場に与える影響は限定的。IMFが20日に改定した世界経済見通しで、2020年の成長率を昨年10月時点から下方修正したことは、機関投資家の動きを鈍くする可能性がある。主力株は手控えムードが漂うなか、個人投資家主導で個別材料株物色の動きが強まりそうだ。
 
国際通貨基金(IMF)が世界経済見通し(WEO)を下方修正したのも世界経済の先行きに対する楽観論をやや後退させたとの見方がある。東エレクやファストリなど値がさ株の一角が安く始まった
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、16業種が高く、値上がり上位に電力ガス、海運、倉庫など。値下がりで目立つのは鉱業、非鉄、化学など。
 
個別では、三菱UFJ、みずほFG、三井住友のメガバンク株や野村、大和証Gの証券株が値を下げ、ソニー、東エレク、村田製の電子部品関連株や菱ガス化、三井化学、三菱ケミHD、JXTG、コスモエネルギ、出光興産、日本製鉄、JFE、神戸鋼も軟調で、ファーストリテは続落している。
 
一方、ソフトバンクG、任天堂が高く、トヨタ、日産自、SUBARUの自動車株や三井E&S、日立造、三菱重の造船株が堅調。また、大成建、清水建、鹿島や武田、アステラス薬、第一三共の薬品株が値を上げ、アサヒ、キリン、ユニチカ、クラボウ、シキボウも値を上げている。
 
テクニカル的にはショーボンド(1414)、キャンディル(1446)、NIPPO(1881)、前田道(1883)、日道路(1884)、北電事(1930)、コシダカ(2157)、エスクリ(2196)、DDHD(3073)、富士紡(3104)、東急不(3289)、串カツ(3547)、三菱ケミ(4188)、旭有機材(4216)、ラクスル(4384)、神東塗(4615)、早稲アカ(4718)、ITFOR(4743)、C&R(4763)、MORESCO(5018)、AGC(5201)、日亜鋼(5658)、アサヒ(5857)、アビスト(6087)、豊田織機(6201)、ダイキン(6367)、サムコ(6387)、富士電機(6504)、JVCKW(6632)、日新電(6641)、日電波(6779)、シスメックス(6869)、日東電(6988)、トヨタ(7203)、GMB(7214)、三城(7455)、キャノン(7751)、大日印(7912)、バルカー(7995)、物産(8053)、GSIクレオス(8101)、大和(8601)、ダイビル(8806)、リロ(8876)、レノバ(9519)、ベルク(9974)が動兆。
 
人気はウィルズ(4482)、岡本硝子(7746)、東洋建(6104)、芝機(6104)、MTG(7806)、NCS&A(9709)、サムコ(6387)、イワブチ(5983)、大真空(6962)、キーウェア(3799)、ラック(3857)、セレス(3696)。
 

 
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