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反落、連休中の欧米株波乱受け
【市況】東京株式(寄り付き)=反落、連休中の欧米株波乱受け
【寄り付き概況】

 
23日の日経平均株価は反落して始まった。始値は前営業日比114円41銭安の2万3245円89銭。
 
連休期間中、東京市場が休場となっている間に欧米株市場が急落に見舞われた。欧州で新型コロナウイルス感染症が再拡大していることや、米国では追加の財政政策が紛糾している状況などから経済先行きに対する警戒感が強まっている。運用リスクを回避する動きが先行している。下げ幅は一時150円を超えた。
 
欧州で新型コロナウイルスの感染が再拡大してロックダウン(都市封鎖)への警戒感が強まっているほか、ギンズバーグ米最高裁判事の死去に伴う与野党対立で、米国の追加経済対策が遅れるとの懸念が投資家心理の重荷になっている。自動車株の一角や鉄鋼株といった景気敏感株を中心に売りが出ている。
 
一方、日経平均で25日移動平均(2万3205円、18日時点)に接近すると押し目買いが入っている。円相場が一時1ドル=105円台前半まで戻して前週末に比べると円安・ドル高に振れており、日経平均は積極的に下値を探る展開にはならず、底堅さもみられる。
 
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も反落している。
 
個別では、ファナック、ダイキン、富士電機が安く、ソフトバンクG、京セラ、TDKは軟調。三菱自や日産自、日本製鉄やJFEが売られているほか、三井不や東急不HDが下落している。
半面、東エレク、アドバンテス、トヨタが堅調。NECや富士通が上昇。バンナムHDやコナミHD、NTTデータも高い。
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