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日経ジャスダック平均は8日続伸、買いが優勢
【市況】ジャスダック市場(大引け)=日経ジャスダック平均は8日続伸、買いが優勢
 

日経ジャスダック平均株価は8日続伸した。終値は前日比10円90銭高い3374円12銭だった。3月5日以来およそ2カ月半ぶりの高値を付けた。
引き続き個人投資家のマインドが改善し、ジャスダック平均は4月6日から20日まで11連騰して以来となる8連騰を演じた。
 
政府が25日、新型コロナウイルスに関する緊急事態宣言を全面的に解除したことで経済再開が本格化し、国内の景況感も改善するとの期待感が高まった。このため、これまで外出自粛などで売られた銘柄などを中心に買い戻しの動きが強まった。個別の材料を受けた思惑的な短期売買も目立った。
市場関係者は「新興株市場は、バイオ関連株、IT関連株、直近IPO、低位株など順番に物色される流れが続いており、相場に過熱感はなく、こうした循環物色の流れが今後も続くなら、ジャスダック平均も緩やかに上昇基調をたどっていこう」との指摘が聞かれた。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で724億円、売買高は2億2906万株だった。値上がり銘柄数は375、値下がり銘柄数は266となった。
 
個別ではヤマックス、大日光・エンジニアリングがストップ高。オリエンタルコンサルタンツホールディングス、エコミック、パシフィックシステム、テイン、セレスポは一時ストップ高と値を飛ばした。日本マクドナルドホールディングス、ラック、チエル、不二ラテックス、GMOフィナンシャルホールディングスなど8銘柄は年初来高値を更新。鴨川グランドホテル、エスエルディー、ヒビノ、伊豆シャボテンリゾート、ユーラシア旅行社が買われた。
 
一方、日本サード・パーティ、エヌジェイホールディングス、ZOA、日本ロジテム、アクモスが売られた。
 
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