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値下がり優勢、手じまい売り
【市況】東証グロース(大引け)=値下がり優勢、手じまい売り

 
東証グロース市場は休日を控えて買いが見送られる中、小口の売りに押される銘柄が目立った。東証マザーズ指数、グロースCoreは大幅反落。東証マザーズ指数の終値は前週末比30.61ポイント(4.01%)安の731.98とこの日の安値で引けた。欧米の銀行経営を巡る不安や景気の先行き懸念から投資家のリスク回避姿勢が強まるなか、新興市場でも売りが優勢だった。
 
午後に入って指数の下げは加速した。市場では「東京株式市場はあすが祝日とあって手じまい売りが膨らんだ」という声があった。新規株式公開(IPO)ラッシュを前にした換金売りも出やすかった。
 
グロース市場ではフリー、ビジョナル、JTOWERが下落した。一方、WA、イントループが買われた。値上がり銘柄数90、値下がり銘柄数402と、値下がりが優勢だった。
 
市場関係者は「買いが手控えられ、値下がりする銘柄が増えた」と話していた。
 
個別では、LeTech、エルテス、インフォネット、アーキテクツ・スタジオ・ジャパン、ダブルエーなど6銘柄がストップ高。EduLab、中村超硬は一時ストップ高と値を飛ばした。サンクゼール、うるる、ヘッドウォータース、スタメン、ジーニーなど11銘柄は昨年来高値を更新。イメージ・マジック、Unipos、Macbee Planet、セルシード、ラバブルマーケティンググループが買われた。
 
 一方、ウェルプレイド・ライゼストがストップ安。アマナ、アクセルマーク、フィスコ、はてな、ジィ・シィ企画など18銘柄は昨年来安値を更新。カラダノート、フリー、Finatextホールディングス、Mマート、INFORICHが売られた。
 
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