兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
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「昔」
「昔」
 
「昔」
 
市場に資金が流入すれば株価は当然上がる。
ということは、資金が入るか資金が出ていくかを予測するのが「イロハのイ」ということ。
ところが、どういう訳かここを通り過ぎて、何が上がるか何が下がるかと躍起になるのが市場。
資金が入れば、ほぼ上昇トレンド。
資金が出ていけばほぼ下落トレンド。
この基本に立ち返ってみることが大切だろう。
脚色としての米中摩擦やブレグジットに振り回されてはいけない。
床屋政談をする時間の無駄に見えてくる。
市場にマネーがやってくるのかどうか。
市場からマネーが逃げていくのかどうか。
微分して個別だけを考えると見間違える可能性が高い。
かといって、市場からマネーが逃避しても、上がる銘柄は必ずあるところがややこしいところ。
 
★「灰汁(あく)抜け」
株価を下落させる悪材料が出尽くして下落が一段落すること。
 
★「味」
株価のようすのこと。
「地合い」「地味」「場味」ともいう。
 
★「ちゃぶつく」
見込みが外れて、売っても買っても思い通りにいかず、損を重ねてしまうこと。
 
★「もしも!」
単に「もしもし」の「し」を省略したもの。
 
★「まる」
日本の証券会社のほぼ共通用語。
「×」「ゼロ=0」「取り消し」の意味。
 
★「ダマテン」
顧客に黙って勝手に株の売買をすることです。
 
 
★「コツン」
底打ちを表現する言葉。落ちて地面にぶつかってコツンと音がすることに由来。
実際に音がコツンと聞こえることはない。
聞こえたとしたら幻聴。
 
★「いって来い」
相場や株価が値上がりまたは値下がりした後に、結局はもとの水準まで逆戻りしてしまうこと。
ゼロ、トントン、ツーペイ
 
東証の昔話。
 
かつて「いい風が吹くように」と四方八方に扉が設置された。
今の東証にもいくつもの扉がある。
立会場はもともと3階建てにする予定だったが「青天井にしろ」と証券会社が猛反発。
吹き抜け構造で天窓が設置された。
勝負の日はゲンを担いて南口から入らずに、わざわざ東口(辰巳=立つ身)から入場した場立ちが多かったという。
 
(櫻井)。

 
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