下値模索の展開か
下値模索の展開か |
大きく下げている銘柄の中には、ここまで業績好調や成長性が評価されて買われていたようなものも多く散見されている。
明日(11日)の東京株式市場は、内外の複数懸念材料が買いを手控えさせることから、下値模索の展開となりそうだ。
ただ、極端に割安で業績面で裏付けのある銘柄については個別に押し目買いの動きも見られそうだ。
キャッシュポジションを高めつつも、成長銘柄などを冷静に拾うところでもあろう。
今晩の米国株次第であろうが、11月の安値を終値でも下回っただけに、もう一段の下げはあるとみておくべき。10/26の安値2万0971円が控える2万1000円割れ辺りでいったん売りが止まるかが注目される
◆上値・下値テクニカル・ポイント(10日現在)
22404.24 13週移動平均線
22364.72 均衡表雲上限(週足)
22306.40 200日移動平均線
22257.50 ボリンジャー:+1σ(25日)
22200.52 均衡表雲下限(日足)
21965.67 均衡表転換線(週足)
21934.38 均衡表転換線(日足)
21934.38 均衡表基準線(日足)
21932.96 25日移動平均線
21821.66 6日移動平均線
21748.11 ボリンジャー:-1σ(26週)
21684.43 均衡表雲下限(週足)
21608.42 ボリンジャー:-1σ(25日)
21457.02 ボリンジャー:-1σ(13週)
21283.88 ボリンジャー:-2σ(25日)
21219.50 ★日経平均株価10日終値
21184.60 新値三本足陰転値
21041.04 ボリンジャー:-2σ(26週)
20959.34 ボリンジャー:-3σ(25日)
20509.80 ボリンジャー:-2σ(13週)
20333.97 ボリンジャー:-3σ(26週)
19562.58 ボリンジャー:-3σ(13週)
ローソク足は窓を空けて下げ、陰線を引いた。終値は下値支持線として意識された11月21日のザラ場安値21243.38円を下回り、10月26日の直近安値20971.93円が次の下値めどとして視野に入ってきた。
5日線の降下角度が大きくなったほか、25日、75日、200日の各線も下向きが続いた。週足では13週線が26週線と52週線を相次いで下回り、本日終値水準で週末を迎えれば週足ベースのデッドクロスが確定し、中長期的な下落トレンド入りが濃厚になる。
ボリンジャーバンドでは、終値が-2σを下回った。中心線の下降が続いていることもあり、当面はレンジの下方拡張圧力が強まろう。
RSI(9日)は46.69%から中立圏下方の34.28%に低下した。自律反発が期待できる20%水準まで低下余地があり、日経平均の下げ止まりには日数を要しそうだ。