米ドル円は104円台まで下落
【為替】米ドル円は104円台まで下落
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21日、欧米時間の外国為替市場における米ドル円は一時104.330円まで下落し、軟調な展開となった。米民主党のペロシ下院議長は米追加経済対策を巡り協議は合意に近づいているとする一方、議会通過は米大統領選挙後になる可能性があると認識を示した。これらの内容を受け、選挙前の成立は望みが薄いとの見方が強まり、米ドル円は下落したようだ。一方、クロス円では英ポンド円が、英国と欧州連合(EU)が通商交渉を再開するとの報道により一時137.67円まで上昇した。
テクニカル的には米ドル円は5日移動平均線(105.096円)を下抜ける展開となっており、同線がレジスタンスとなる可能性も考えられそうか。一方、英ポンド円は5日移動平均線(136.86円)を上抜けており同線がサポートと予想する。
[提供:カネツFX証券株式会社]