ポンド円は、139円前半に上昇
【為替】ポンド円は、139円前半に上昇
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23日、欧米時間の外国為替市場においてポンド円は、下値を切り上げる展開となり139.27円で終了した。市場は、アストラゼネカと英オックスフォード大のワクチン候補が平均70%、投与法によっては最大90%の有効性を示したとの中間報告が伝わり、ファイザー、独ビオンテックと合わせワクチン開発への期待をさらに高めた格好に。
また、英国とEUの離脱問題では、英国とEUでの貿易交渉を継続するとバルニエ氏が表明しており、合意に向けての期待が高まった模様。一方で、足元の英国では感染拡大が深刻な状況であることから、景気回復への懸念も高まっており今後の動向には留意したい。
テクニカルは、実線が一目均衡表の雲の上限(137.890円)にサポートされた格好となっている。目先は、11月11の高値140.34円を目標とする押し目買い有利の展開を予想する。
[提供:カネツFX証券株式会社]