下落続くか、米ドル円。
【為替】下落続くか、米ドル円。
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20日の東京外国為替市場は、全体的にリスク回避姿勢が優勢だった。米ドル円は欧州時間に高値108.850円まで上昇するのだがその後は売りが優勢で、NY時間には安値である108.450円まで下落する展開だった。リスク回避の流れを強めるような材料は特段出ていないため、明確な進展が見えない米中協議の行方に嫌気した動きが活発になったのかもしれない。
さて、この後の米ドル円のポイントとして、直近の安値である108.240円(114/14安値)を挙げたい。同水準を下回った場合は、節目108.00円までの下落を警戒したい。ところで、米中協議と同じく為替市場の関心を集める英国の総選挙の報道が昨夜伝わっている。具体的には、与党・保守党のリードを伝える最新の世論調査で、これを受けた昨日の英ポンド円は、140.00円を維持する底堅い展開となった。
[提供:カネツFX証券株式会社]