反落スタート。米株一時大幅安でリスク回避
【市況】東京株式(寄り付き)=反落スタート。米株一時大幅安でリスク回避
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25日の日経平均株価は反落して始まった。始値は前日比121円55銭安の2万7466円82銭。
前日の欧州株市場では主要国株指数が軒並み大幅な下げをみせたほか、米国株市場でもNYダウが一時1100ドルを超える急落をみせるなど波乱展開となった。
しかし、終盤は戻り足が鮮明となり、主要株指数は揃ってプラス圏に浮上して着地している。25〜26日の日程で行われるFOMCを目前に、FRBの金融引き締めに対する警戒感に加え、緊迫化するウクライナ情勢が買いを手控えさせているが、空売りが高水準に積み上がっており下値ではショートカバーの動きも表面化している。
東京株式市場では高PER(株価収益率)株や値がさの半導体関連株、機械株の下げが目立っている。
ただ、東京株式市場も同様で、リスク回避ムードは拭えないものの、主力株をはじめ幅広く空売り買い戻しが入りやすい局面にあるだろう。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は反落している。
個別では、楽天グループやリクルートが下落。シャープや宝HLDも安い。一方、日野自や日産自、キヤノンが買われている。