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値下がり優勢、幅広い銘柄に売り
【市況】東証グロース(大引け)=値下がり優勢、幅広い銘柄に売り
 
東証グロース市場はグロースCore、東証マザーズ指数は大幅安。東証マザーズ指数の終値は前日比12.81ポイント(1.83%)安い688.46と、7月19日以来およそ2カ月ぶりの安値を付けた。足元の米長期金利が一段高となるなか、高PER(株価収益率)株の割高感が意識され売られた。日経平均株価が午前に下げ幅を広げると、新興市場の幅広い銘柄に売りが出た。
「海外投資家が運用リスクを避けて東証プライム銘柄に売りを出している。大型株の下落が一部の個人投資家の資金余力を圧縮し、グロース市場にも売りが波及している」との見方が市場にあった。
ウェルスナビやライフネット、アンジェスが下落した。一方、サンウェルズやフリー、そーせいが上昇した。
値上がり銘柄数76、値下がり銘柄数391と、値下がりが優勢だった。
 
きょう東証グロース市場に新規上場したグラッドCは、公開価格(960円)を上回る1500円で初値を付け、終値は1280円だった。同日に新規上場したファインズは公開価格(1800円)を上回る2703円で初値を付け、制限値幅の下限となる2203円で終えた。
 
個別ではフォーライフ、ドリコム、ハイブリッドテクノロジーズ、アドベンチャー、ジャパンワランティサポートが年初来高値を更新。Kids Smile Holdings、松屋アールアンドディ、サマンサタバサジャパンリミテッド、FPパートナー、サンウェルズが買われた。
 
 一方、ファインズがストップ安。トランスジェニック、ジェイグループホールディングス、cotta、ピクスタ、CRI・ミドルウェアなど65銘柄は年初来安値を更新。VALUENEX、キャンバス、ジャパニアス、HANATOUR JAPAN、サイバー・バズが売られた。
 
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