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126円安と売り優勢、米株安受けリスク回避ムード
【市況】東京株式(寄り付き)=126円安と売り優勢、米株安受けリスク回避ムード
【寄り付き概況】

26日の日経平均株価は、前日比126円13銭安の2万1067円68銭と続落してスタートした。
米連邦準備理事会(FRB)による早期利下げ期待がやや後退した。前日の米株式相場が下落した流れを受け、海外勢が株価指数先物に売りを出している。
 
25日のNYダウ工業株30種平均は反落し、前日比179ドル安の2万6548ドルで終えた。パウエルFRB議長の25日の講演内容が、7月の利下げに前のめりだった投資家の期待をややしぼませる結果につながった。
半導体大手のマイクロン・テクノロジーが25日の決算説明会で、中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)への出荷を法的に問題のない製品に限り、再開したと発表した。これが半導体関連に追い風となり東エレクやアドテストなどの半導体関連株は上昇している。
 
26日は6月期や12月期決算企業の配当権利落ち日にあたり、市場推計によると日経平均の権利落ち分は30円程度とみられる。JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も続落している。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、5業種が高く、値上がり上位に石油、鉄鋼、医薬品など。一方、値下がりで目立つのはゴム製品、食料品、電力ガス、空運など。
 
個別では、指数寄与度の高いファストリやソフトバンクグループ(SBG)が売られているほか、トヨタやマツダ、ホンダも安い。JT、すかいらーくが売られ、ファーストリテ、NTT、KDDIがさえず、三菱UFJ、東電力HD、菱地所、JR東日本は安い。
 
半面、ソニーが小高く、東エレク、村田製、アドバンテスが反発。武田、第一三共やアステラスが高いほか、高島屋も堅調。LIXILグは大幅に上昇した。

 
225先物はバークレイズ・ソジェン・GS・アムロ・UBSが買い越し。
JP・モルスタ・パリバ・クレディ・ドイツが売り越し。
TOPIX先物は大和・ソジェン・アムロ・メリル・三菱が買い越し。
モルスタ・野村・バークエイズ・GSが売り越し。
 
テクニカル的には、ザ・パック(3950)、イビデン(4062)、信越(4063)、タキロンシー(4215)、日ビューホテル(6097)、京三製(6742)、池上通信(6771)、日立造(7004)、アルヒ(7198)、コナカ(7494)、藤森工)(7917)、丸和運輸(9090)、太田昭和(9658)、いであ(9768)、ニトリ(9843)が動兆。
 
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