兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
会員情報作成
ログイン
初めてのお客様は、
『会員情報作成』から登録をお願い致します。
9円高と小幅高、売り買い交錯
東京株式(前引け)=9円高と小幅高、売り買い交錯
 
12日午前の日経平均株価は小幅に続伸した。午前終値は前日比9円60銭高の2万1653円13銭だった。東証株価指数(TOPIX)は2.52ポイント安の1576.11と小幅安で午前の取引を終えた
 
前日の米国株高を好感した買いと企業業績の悪化を懸念した売りが交錯した。
寄り付きは株価指数オプションとミニ日経平均先物7月物の特別清算指数(SQ)算出に伴う技術的な要因から買いが優勢だった。朝方の取引が一巡した後は売り買いが交錯し、東証1部市場全体の方向感が定まらないまま午前の取引終了を迎えた。
 
前日に安川電が2019年3〜5月期が大幅減益だったと発表したことを受け、ファナックをはじめとする電気機器株やSMCなどの機械株に業績下振れを警戒する売りが出て相場全体を押し下げている。

明日から3連休となることも買い手控え要因となった。アジア市場では中国・上海総合指数が続伸。為替相場は1ドル=108円30銭台で前日夕方に比べ円安で推移している。

市場からは「第1四半期(19年3-5月)決算で大幅減益の安川電機が売られたが、以前と比べて反応はマイルドであり、短期間で収束するとみている。来週発表の中国4-6月期GDPで景気に期待がもてれば、業績改善期待にもつながってこよう」との声が聞かれた。
 
12日は株価指数オプションとミニ日経平均先物7月物の特別清算指数(SQ)算出日。SQ算出に絡む取引は約1000億円と低調だった。
 
東証1部の出来高は5億2705万株、売買代金は9457億円。騰落銘柄数は値上がり868銘柄、値下がり1178銘柄、変わらず96銘柄。
 
業種別株価指数(全33業種)は小売業、情報・通信業、化学が上昇し、電気機器、医薬品、海運業は下落した。
 
個別では、前日に18年9月〜19年5月期が増益だったと発表したファストリテイリングが高い。ソフトバンクグループが高く、ソニーもしっかり、HOYAや旭化成の上げも目立った。セブン&アイやアサヒが上昇した。タマホーム、ユニゾホールディングスが値を上げている。
 
一方、安川電が大幅安。ファナックやキーエンスも下落。東京エレクトロン、村田製、日東電、信越化も売られた。三菱UFJフィナンシャル・グループや野村ホールディングスも安い。かんぽ生命は時価総額が一時1兆円を割り込んだ。

東証2部株価指数は前日比23.98ポイント安の6678.38ポイントと続落した。
出来高7690万株。値上がり銘柄数は183、値下がり銘柄数は189となった。
 
個別ではエヌリンクスが一時ストップ安と急落した。DNAチップ研究所、スリープログループ、スリーエフ、リミックスポイント、ICDAホールディングスが売られた。
 
一方、ゼロがストップ高。鉄人化計画、FUJIKOH、中西製作所、トリニティ工業、宇野澤組鐵工所など8銘柄は年初来高値を更新。アライドテレシスホールディングス、さいか屋、萬世電機、アマテイ、フルスピードが買われた。
a