堅調展開か
【オープニングコメント】 堅調展開か |
6日の東京株式市場は主力株をはじめ幅広く買いが優勢の展開が想定され、日経平均株価は4日続伸し、2万7000円台後半で頑強な値動きが予想される。
NYダウ平均は127ドル安の33926ドルで取引を終えた。
米国株は下落したが、日本株は3日の時点でアップル、アルファベット、アマゾン・ドットコムの時間外の下落を先んじて消化している。アップルに関しては2%を超える上昇で終えており、ダウ平均も常識的な下げにとどまった。
これを受けて東京株式市場でもリスクオフのムードは漂うものの、外国為替市場で足もと1ドル=131円台まで急速な円安が進んでいることが輸出株中心にポジティブ材料となりやすい。
ただ、日経平均は前週末まで3日続伸していたことや、2万7000円台後半から2万8000円にかけては滞留出来高が多く戻り売り圧力も表面化しやすいことで、その分だけ上値が重くなる可能性もあるだろう。
日経平均の予想レンジは2万7400円-2万7750円を想定する。
【好材料銘柄】
■日本曹達 <4041>
10-12月期(3Q)経常は91%増益、今期配当を40円増額修正。
■ユシロ化学工業 <5013>
今期経常を56%上方修正。
■新東 <5380>
上期経常が2倍増益で着地・10-12月期も3.4倍増益。
■タムラ製作所 <6768>
4-12月期(3Q累計)経常が3.5倍増益で着地・10-12月期も16倍増益。
■デコルテ・ホールディングス <7372>
10-12月期(1Q)最終は13%増益で着地。1月売上高は前年同月比19.3%増。
■オーバル <7727>
今期経常を34%上方修正・32期ぶり最高益更新へ。
■三共生興 <8018>
今期経常を12%上方修正、配当も7円増額。
【主な経済指標・スケジュール】
6(月)
【国内】
《決算発表》
アステラス薬、住友商、オリックス、エーザイ、島津製、JFE、日清食HD、大ガス、ヤマトHD、大林組、JSR、京王、ワークマン、カルビー、めぶきFG、JMDC、デサント、日触媒、東芝テック、住友ベ、ひろぎん、東京精、ニチアス、西日本FH、H2Oリテイル、日立造、持田薬、三菱食品、マルハニチロ、日証金、キョーリンHD、プリマハム、UT GROUP、日東工、淀川鋼、西尾レント、三菱総研、日ビジシス、メイコー、あらた、シグマクシスH、日鉄鉱、住精化、Uアローズ
【海外】
《米決算発表》
ロウズ、タイソン・フーズ
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。