【市況】ジャスダック市場(大引け)＝日経ジャスダック平均は3日続伸し、連日で過去最高値を更新

日経ジャスダック平均は前日比45.19円高の4253.62円と3日続伸し、連日で過去最高値を更新した。
旺盛な個人投資家の買い意欲を背景に、堅調な値動きだった。

市場関係者は、「成長期待株に資金を振り向ける動きが強まっている」と指摘しており、新興企業市場は連日で高値を塗り替える力強い展開だった。
世界的な株価上昇の流れに乗る形で、「上がるから買う、買うから上がるといった理屈抜きの相場になっている」との声も上がっていた。
エンジャパンなど新興企業向け株式市場の主力銘柄にも個人投資家の資金が向かった。

ジャスダック市場の売買代金は概算で1405億円、売買高は１億8273万株だった。
値上がり銘柄数は480、値下がり銘柄数は203となった。
 
個別では、神田通信機、ワイエスフード、歯愛メディカル、大村紙業、光製作所がストップ高。エスプール、ハイパー、白鳩は一時ストップ高と値を飛ばした。第一建設工業、佐藤渡辺、サンユー建設、高橋カーテンウォール工業など76銘柄は昨年来高値を更新。新都ホールディングス、今村証券、デュアルタップ、岡藤ホールディングスが買われた。
一方、ルーデン・ホールディングスが一時ストップ安と急落した。三信建設工業、ファミリー、シダー、ヒーハイスト精工が売られた。