兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
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買い優勢の展開か
【オープニングコメント】
買い優勢の展開か
 
24日の日経平均株価は、買い優勢の展開で反発して始まりそうだ。
日経平均株価の予想レンジは、2万3600円−2万3900円を想定する。
 
前日のNYダウ工業株30種平均は3日続落し、前日比26ドル安の2万9160ドルで終えた。下げ幅を縮小して終えたことを支えに、持ち高整理を目的とした買いが入りやすいだろう。業績期待の強い半導体関連を中心に物色されそうだ。
 
一方、新型肺炎の感染拡大に対する警戒感は根強く、積極的な取引を見送る投資家は多いだろう。日経平均の戻りは前日の終値(2万3795円)から100円程度高い2万3900円近辺にとどまるとの見方があった。
 
前日に日経平均で235円安と米国株よりも下げの大きかった日本株には持ち高整理の買いが入りやすいだろう。決算を発表した米半導体大手のインテル株が時間外取引で大幅高となっており、国内でも半導体関連の買いを誘う可能性が高い。
 
一方、日経平均は前日に下値支持とみられていた25日移動平均を下回った。短期的な先高観は後退しており、戻り余地は限られそうだ。買い一巡後は香港株の動向も見極めながら、上値の重い展開になるだろう。
 
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、23日の大阪取引所終値比45円高の2万3795円だった。
 
日程面では、日銀の金融政策決定会合の議事要旨(12月18~19日開催分)、12月のCPI(消費者物価指数)など。海外では、中国で30日までの日程で春節に伴う大型連休開始。1月のユーロ圏PMI(購買担当者景気指数)、1月の独PMI(いずれも速報値)など。
 
【好材料銘柄】
 
■ピアラ <7044>
2月14日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。最低投資金額は現在の2分の1に低下する。
 
■アドヴァン <7463>
発行済み株式数(自社株を除く)の0.9%にあたる40万株(金額で5億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は1月24日から3月20日まで。
 
■MTG <7806>
ウォーターサーバー事業の分割承継会社の全株式を萬楽庵に約12億円で売却。
 
■メルカリ <4385>
子会社メルペイがスマートフォン決済サービス「Origami Pay」を展開するOrigamiの全株式を取得し子会社化する。
 
■メドレックス <4586>
酸捕捉剤を含有する貼付製剤に関する米国特許査定を取得。
 
■グローバル・リンク・マネジメント <3486>
横浜市に販売用不動産(マンション建設予定)を取得。収益寄与は20年12月期以降となる。
 
■三菱総合研究所 <3636>
NTTドコモ <9437> と自治体でのICT活用に向けた協業契約。自治体が保有するデータを活用し、健康寿命を延伸させることで医療費・介護費を抑制するサービス提供を目指す。
 
■オウケイウェイヴ <3808>
アットホームの不動産情報流通プラットフォーム「ATBB」に自社AIチャットボットを提供開始。
 
■ネクストジェン <3842>
東証が24日売買分から信用取引の臨時措置(委託保証金率を50%以上[うち現金20%以上]とする)を解除する。日証金も増担保金徴収措置を解除。
 
■オーエス <9637>
20年1月期の連結経常利益を従来予想の5億7000万円→8億円(前期は7億4800万円)に40.4%上方修正し、一転して7.0%増益見通しとなった。
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
【国内】
 24(金)
12月全国消費者物価指数(8:30)
日銀金融政策決定会合議事要旨(2019年12/18〜19開催分)
《決算発表》
エンプラス、ジャフコ
 
【海外】
《米決算発表》
アメリカンエクスプレス
 
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

 
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