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日経ジャスダック平均は続落、グロース(成長)株に警戒
【市況】ジャスダック市場(前引け)=日経ジャスダック平均は続落、グロース(成長)株に警戒

日経ジャスダック平均株価は続落した。前引けは前週末比20円11銭安い3643円91銭と、昨年来安値を下回った。
ロシアによるウクライナ侵攻が警戒されるなか、米政府がウクライナ駐留外交官の家族に対し国外退避を検討していると報じられ、地政学リスクの高まりが意識された。また、引き続き金融引き締めへの懸念が根強く、動画配信のネットフリックスが決算を受けて急落したこともあり、ハイテク株に売りが広がった。
米ネットフリックスの急落を見ると、業績期待の高いグロース(成長)株にも警戒せざるを得ないのかもしれない。25〜26日の米連邦公開市場委員会(FOMC)や今後本格化する企業決算の発表を前に、やや様子見ムードが広がっているものと考えられる。ハーモニック、東映アニメが下げた。半面、セリア、ラックが上げた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で240億円、売買高は3743万株。値上がり銘柄数は174、値下がり銘柄数は388となった。
 
個別では、田中建設工業、地域新聞社、イナリサーチ、CSSホールディングス、アルバイトタイムスなど47銘柄が昨年来安値を更新。アミタホールディングス、太洋物産、MITホールディングス、ANAP、スリー・ディー・マトリックスが売られた。
 
一方、ラック、イメージ ワン、細谷火工、日本コンピュータ・ダイナミクス、助川電気工業が買われた。
 
 
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