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「サイコロ11勝1敗」
「サイコロ11勝1敗」
「サイコロ11勝1敗」
 
NY株式市場で主要3指数は揃って小幅反発。
サウジのエネルギー相が「石油施設への攻撃で失われた日量570万バレルの生産量が月内に復旧」とコメント。
原油供給懸念が後退し原油価格が約6%下落。
市場の関心は翌日のFOMCへと移行し様子見モードの展開。
エネルギーセクターは反落。
個別ではコーニングが6.1%、クラフト・ハインツが4.3%の下落。
8月の鉱工業生産指数は製造業部門が0.5%上昇し市場予想の0.2%上昇を上回った。
ただ貿易摩擦や世界経済の鈍化を背景に製造業の見通しは引き続き軟調。
銀行や企業が資金調達する際に支払う翌日物レポ金利は前日に続き上昇。
一時10%を付けた。
「四半期の法人税支払いや国債入札の決済などで資金需要が高まった」との解釈だ。
FF金利の実効レートも2.25%と誘導目標レンジである2.0─2.25%の上限に達した。
NY連銀は約10年ぶりとなる国債買入オペ(レポオペ)を実施。
531億5000万ドルを市場に供給した。
一方で国債利回りは低下。
10年国債利回りは1.810%と前日の1.84%から低下。
ドル円は108円台前半と小動き。
トランプ大統領は対中通商問題にいてツイート。
「近いうち、おそらく来年の選挙前か選挙の翌日に合意すると思う。
選挙後になれば、これまでで最も素晴らしい合意になるだろう。
中国はそれを知っている」とした。
恐怖と欲望指数は67→66ポイント。
 
3連休明けの日経平均は寄り付き41円安。
一時100円以上下落した場面もあったが終値13円高と小幅ながらも10連騰。
10連騰は2017年10月2日→24日(16連騰)以来2年ぶり。
サイコロは11勝1敗で91.65%。
一昨年の16連騰の時はサイコロ100%が5日続いたのが歴史。
終値で22000円台に乗せたのは今年4月26日以来。
令和になって初めてだ。
サウジから悪材料の矢が飛んできてWTI原油先物は63ドル台。
「すでに最大の産油国は米国だから5ドル程度の原油高なら経済にさほど影響はないというのが公式見解」という見方となった。
「指数は小幅高でも値上がり銘柄数は多い。
東証1部の売買代金も2兆円を大きく上回った。
株高基調に変化なしとの見方が強まった1日」という声もある。
プラスマイナス往来となったが意外感のある戦い。
戦闘意欲満々で何とか凌いだのは大相撲秋場所の貴景勝や朝の山みたいなものだろうか。
 
SQ値21981円を2日連続でアウトパフォームした。
火曜は5週連続高。
TOPIXは8日続伸。
東証1部の売買代金は2兆4201億円。
値上がり1250銘柄、値下がり132銘柄。
新高値132銘柄と3日連続の100超。
新安値は5銘柄。
騰落レシオは126.46。
25日線(20869円)からは5.4%、200日線(21214円)からは3.7%のプラスかい離。
前日からプラスに転じた200日線は日々1円の上昇。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲10.990%。
買い方▲9.217%。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲1.196%。
買い方▲18.312%。
なかなか改善しない。
空売り比率は40.3%と低下。
規制なし銘柄比率も6.8%に低下した。
128日ぶりの40%割れがあるかどうかは課題だ。
9月貸株返済の時期だから空売りは減ると見たい。
日経HVは13.9、日経VIは16.44。
日経平均採用銘柄のPERは12.55倍。EPSは1753円。
PBRは1.10倍でBPSは20001円。
シカゴ225先物終値は大証日中比45円高の21855円。
現物換算だと22010円水準。
高値21870円、安値21705円。
一目均衡の雲の下限が20959円。
10月23日に白くねじれている。
ボリンジャーのプラス2σが21885円。
プラス3σが22393円だ。
週足のプラス2σが22298円。
24ヶ月線(21943円)も明確に上抜けた。
気学では「上放れ売り突っ込み買いの逆張り方針で駆け引きせよ」。
木曜は「半か注意日。後場の足取りに注意肝要」。
金曜は「下放れると後場は戻す日。悪目買い方針」。
「上げの特異日」の水曜日。
一昨年10月25日に16連騰を止めたのも水曜だったが・・・。
 
NYダウは33ドル高の27110ドルと反発。
サイコロは9勝3敗。
NASDAQは32ポイント高の8186ポイントと反発。
サイコロは5勝7敗。
S&P500は7ポイント高の3005ポイントと反発。
サイコロは7勝5敗。
ダウ輸送株指数は24ポイント安の10705ポイントと続落。
SOX指数は0.33%の上昇。
VIX指数は14.67。
3市場の売買高は68億株と減少(過去20日平均は68億株)。
225先物CME円建ては大証日中比45円高の21855円。
ドル建ては大証比日中比80円高の21890円。
大証夜間取引終値は日中比50円高の21860円。
ドル円は108.12円。
10年国債利回りは1.810%。
2年国債利回りは1.731%。
 
上げが10日も続くとマインドも温まるのだろう。
日経マーケット面では「日本株、過熱サイン点灯」の見出し。
騰落レシオの124%が過去の経験則からは「買われすぎ」だという論旨。
今年2月5日(133%)以来の高水準だという。
当時の日経平均は20844円。
その後4月24日の22362円まで上昇したのが歴史だ。
その時騰落レシオは94%まで低下していた。
騰落レシオは下(70%割れ)では効くが上ではあまり効かないのが相場でもある。
東証1部で1039銘柄(全体の48%)が25日線から5%以上の上方かい離。
25日線をうえまわっているのは全体の86%。
これは80−90%がピークという説もあるにはある。
一方で「日経平均は年末までに24000円をメドに一段高もアリ得る」というのは強気の免罪符。
「どうにも止まらない」なのか「やっぱり」なのかの分水嶺。
「PER13倍台、PBR1.2倍が巡航速度。計算上は23000円。
日経レバの売りが積み上がり貸借倍率0.1倍。1日50円の逆日歩。
2017年は日経平均のサイコロ100%が5日続いた。買いにくい相場は高い」と市場関係者。
 
◇━━━ カタリスト ━━━◇

ピーバンドットコム(3559)・・・動兆

同社はサイト「P板.com」を運営。
試作用プリント基板製造受託が中核。
IoT関連の量産受注が堅調。
プリント基板製造では部品実装サービスの利用が増加。
先週木曜ストップ高。

(兜町カタリスト櫻井)
 
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