「過去の足を超えて行け」
「過去の足を超えて行け」 |
下がらないのなら買われるし、上がらないのなら売られるのが相場。
目いっぱいに風を孕んだ凧はいつかは落ちるし、叩いても沈まない葉はまた浮かぶ。
盛者必衰の理でもあるし、諸行無常でもあるし、世間虚仮や会者定離でもある。
簡単に言えばリズムの問題。
上がった株はいつかは下がるし、下がった株もいつかは上がる。
相場が未来永劫に続く以上、これは間違いない。
これでもかと打ち叩かれたここ数日の日本株でさえ今日はやっと反発。
何とか息をつないだ格好となった。
しかも即日は五男権利落ち埋めは久しぶりのことだ。
「アメリカ発世界同時株安に気をつけよ。
『売り逃げするなら今しかない』」。
週刊誌のネガキャンペーンはマーケット底打ちのサイン。
週刊誌のポジキャンペーンはマーケット天井のサイン。
そして・・・。
市場関係者という種族は冷めたピザでもありがたがる傾向があるらしい。
賞味期限の切れた食品を頂く気持ちにはなかなかなれないが、経済指標は別ということだろうか。
株式相場の未来は過去の延長線上にあるのか。
あるいは現在から創造されるものなのか。
難しい命題だが、それこそCMソングのように「過去の足を超えて行け」であって欲しい。
過去に饒舌、未来に寡黙ではなく、過去は尊重、未来は創造だ。
《兜町ポエム》
「株価体操の歌」
新しい相場来た希望は株だ
喜びに高値開け大空あおげ
株価の声に健やかな板を
この香る株で儲けよ
それイチニサン
新しい朝のもと輝くニューヨーク
さわやかに高値伸ばせカイ踏みしめよ
株価とともに健やかな持ち株
このデカい相場で儲けよ
それイチニサン
(櫻井)。