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米ドル円はリスクオフを意識し軟化
【為替】米ドル円はリスクオフを意識し軟化
[概況]


21日、欧米時間の外国為替市場において、米ドル円は軟調に推移し一時113.640円まで下落する場面がみられた。この日は、アジア時間帯から中国不動産大手の恒大集団の債務不履行が意識され、株式市場が下落基調を鮮明にするなどリスクオフムードが相場の重石となる展開に。外為市場においても軒並み円買いが進行しやすい地合いで推移することとなっていた。この流れは欧米時間帯においても継続し、米国時間帯の序盤であっさりと114円を割り込んだ。
 
ただ、その後は、米新規失業保険申請件数が予想を下回ったことなどが好感され、米株式市場でSP500が最高値更新となるなどしたことでリスクオフムードが後退。米10年債利回りが1.7%台再突入を意識させる上昇となったことを眺めながら米ドル円は114円台を回復した。
 
テクニカル面で米ドル円は、5日移動平均線(114.210円)を下抜く格好に。同線がレジスタンスとなり調整局面入りを意識するような流れとなるのか注視したい。
 


[提供:AIゴールド証券株式会社]
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