兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
会員情報作成
ログイン
初めてのお客様は、
『会員情報作成』から登録をお願い致します。
NYダウ91ドル高、2カ月ぶり4日続伸
【市況】NYダウ91ドル高、2カ月ぶり4日続伸
9日のNYダウ工業株30種平均は前日比91ドル67セント高の2万3879ドル12セントと4日続伸で終えた。4日続伸は11月上旬以来、約2カ月ぶり。
 
米中両政府は9日、北京での3日間にわたる次官級協議を終了。協議結果の詳細は明らかにされていないが、米通商代表部(USTR)は声明で「協議は中国が大量の農産物やエネルギー、工業製品などを米国から購入するという中国の約束に焦点を当てた」と説明した。これを受け、中国事業の比率が大きい航空機のボーイングなど資本財株の買いも続いた。ダウ平均は198ドルまで上げ幅を広げる場面があった。
 
また、アップルが高い。日本経済新聞が9日、「iPhoneの新型3機種の生産台数を1〜3月に当初計画から10%程度減らす」と報じたが、長期的な収益期待などに着目した買いが優勢だった。
 
FRBが午後に公表した米連邦公開市場委員会(FOMC、12月開催分)の議事要旨で、多くの参加者が株安への懸念を共有し「追加利上げを我慢強く判断できる」と表明していたことが分かった。FRBが利上げに慎重になっていると受け止められ、株買いを誘った。
 
相場は伸び悩む場面もあった。ダウ平均は前日までの3日間で1100ドルあまり上げており、引けにかけて買いの勢いが鈍った。
取引終盤に、トランプ米大統領が政府閉鎖の解消に向けた民主党との協議について「時間の無駄だった。バイバイと言ってやった」とツイッターに投稿。閉鎖状態の一層の長期化への懸念から、一時200ドル近く上昇したダウは上げ幅を縮小した。
政府閉鎖が長引く可能性が意識された。
 
セクター別では、自動車・自動車部品や半導体・半導体製造装置が上昇する一方で電気通信サービスや食品・飲料・タバコが下落した。
 
ナスダック総合株価指数も4日続伸し、同60.079ポイント高の6957.077で終えた。アップルに加えて、アマゾン・ドット・コムやフェイスブック、マイクロソフト、ネットフリックスなどなど大型ハイテク株が全般に上げた。
 
 
個別では、エネルギー会社のチェサピーク・エナジー(CHK)は、10-12月期の原油生産見通しが予想を上振れ大幅上昇した。米中関係の改善期待から、アプライド・マテリアルズ(AMAT)、エヌビディア(NVDA)、マイクロン・テクノロジー(MU)など半導体関連株が上昇。原油相場の上昇で、エクソン・モービル(XOM)やシェブロン(CVX)などエネルギー関連会社が買われた。
一方で、アルコール飲料のコンステレーション・ブランズ(STZ)は、弱気な通期見通しが嫌気され大幅下落となった。
 
 
NYダウ工業株30種(ドル)
23,879.12+91.67
S&P500種
2,584.96+10.55
ナスダック
6,957.077+60.079
NY金(ドル/トロイオンス)
1,285.90−4.00   
NY原油(ドル/バレル)
52.17+2.39
円・ドル
108.09 - 108.10−0.82


 

【シカゴ日本株先物概況】


シカゴ日経平均先物は4営業日ぶりに下げた。
3月物は前日比45円安の2万0250円で引け、9日の大取終値を170円下回った。
米利上げ観測の後退や米中貿易協議の進展期待を背景に円高となり、売り材料視された。米株続伸は好材料となり、下げ幅は限られた。
この日の3月物安値は2万0160円、高値は2万0470円。


シカゴ日経225先物3月限 (円建て)
20250 ( -170 )
シカゴ日経225先物3月限 (ドル建て)
20290 ( -130 )
( )は大阪取引所終値比




【欧州株式市場】

■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 6906.63(+45.03)
FTSE100種総合株価指数は米中貿易交渉に対する期待感などを背景に続伸した。
不動産・住宅関連株が上昇を主導。FT100種平均株価指数は前日比45.03ポイント高の6906.63で終了。指数採用銘柄の約8割が値上がりした。
この日のFT指数は高寄り後、昨年12月上旬以来約1カ月ぶり高値の6938.31まで上昇。ただ、1日を通してみると、6800台の後半から6900台前半の狭いレンジでの小動きに終始した。
 
個別銘柄では、エネルギー関連サービスのウッド・グループは4%超上がった。住宅建設株の値上がりも目立ち、テイラー・ウィンピーが6%超の上昇となった。同社が2019年の堅調な売上高の見通しを示したことが好感された。中国市場とのかかわりが強いファッションのバーバリー・グループも3.5%高と大幅高となった。
 
半面、銀行のロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)とHSBCホールディングスはともに、アナリストによる投資評価の引き下げなどが響いて下落した。時価総額の大きい携帯電話サービスのボーダフォン・グループの値下がりも目立った。
 
 
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 10893.32(+89.34)
ドイツ株式指数(DAX)は続伸した。終値は前日と比べて89.34ポイント高の10893.32だった。米中協議に進展があったとの見方から、輸出株中心に欧州各国の株式相場が上昇した。ただ、午後には各国とも伸び悩み、一部は下落に転じた。
 
個別では、ダイムラーなど自動車株が軒並み買われた。透析器大手のフレゼニウス・メディカル・ケアとオンライン決済サービスのワイヤーカード、タイヤのコンチネンタルはそろって3%超上がった。
一方で、アナリストが株価目標を引き下げたドイツ銀行は大幅安となった。通信のドイツテレコムと電力のエーオンも下がった。
 
 
 
■フランス・パリ株価指数
CAC40 4813.58(+40.31)
フランスの株価指数CAC40は、0.8%上昇した。
a