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米ドル円は107円台後半で推移。
【為替】米ドル円は107円台後半で推移。
[概況]

20日、東京外国為替市場の米ドル円は一時107.755円まで下落し軟調な展開となった。
日米欧など主要国の金融政策会合を終え、為替市場では一服感も見られるなか、昨日トランプ米大統領のアドバイザーを務めるマイケルビルズベリー氏は「トランプ米大統領は米中貿易戦争を激化させる選択肢があるかと問われれば答えはイエスだ。
関税率は50%ないし100%に引き上げることが可能である」と述べ、米中貿易摩擦の更なる激化などが懸念される。
その後、東京時間では日銀による国債買い入れオペを5年超10年以下では3800億円(前回:4000億円)、10年超25年以下では1200億円(前回:14000億円)、25年超では300億円(前回:400億円)に減額したことなどを受け国内金利が上昇し、円買いが先行したようだ。
 
現在、欧州時間に入り米ドル円は107.960円付近で推移し、本日の安値からは反発している。
この後はウィリアムズNY連銀総裁やローゼングレン・ボストン連銀総裁、カプラン・ダラス連銀総裁などの講演が予定されている。
 
テクニカル的には米ドル円は下値付近に控える一目均衡表の転換線(107.830円)などがサポートとなるか注目したい。

[提供:カネツFX証券株式会社]
 
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