ブラード総裁発言受け、米ドル買い戻される。
【為替】ブラード総裁発言受け、米ドル買い戻される。
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25日欧米時間の外国為替市場において、米ドル円は底固い推移となった。NY時間、「7月の0.5%の利下げ期待は行き過ぎ」とのブラードセントルイス連銀総裁の発言が伝わり、米ドルの買戻しが優勢となった。
同総裁は、6月のFOMCにて唯一0.25%の利下げを主張したハト派の急先鋒であっただけに、今回の発言に対する反応も大きくなったと思われる。
ただ、大幅な利下げの観測こそ収まったものの、7月0.25%の利下げは依然としてコンセンサスとなっており、米ドル円の戻りも限定的との見方が優勢のようだ。目先は短期的なレジスタンスとして意識される5日移動平均線(107.26)を明確に上抜けることができるかどうかが焦点となりそうだ。
[提供:カネツFX証券株式会社]