兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
会員情報作成
ログイン
初めてのお客様は、
『会員情報作成』から登録をお願い致します。
売り先行、新型肺炎で企業業績に警戒感
【市況】東京株式(寄り付き)=売り先行、新型肺炎で企業業績に警戒感
【寄り付き概況】


 18日の日経平均株価は続落して始まった。始値は前日比124円67銭安の2万3398円57銭。
前日の米国株市場がプレジデントデーに伴う休場で手掛かり材料難のなかも、欧州株市場は総じて堅調だったことで投資家心理はやや改善している。
ただ、新型肺炎の感染拡大に対する警戒感は拭えず、企業業績への影響も懸念されるなか買い手控えムードが続く。中国では人民銀行による緩和的な政策に加え、中国政府が財政出動に伴う景気刺激策を打ち出すことへの期待感があり、東京株式市場でもこれが株価を下支える材料となる。
また、遅れて始まる中国や香港株市場などの動向に左右される面もありそうだ。
 
また、米アップルは17日、新型肺炎の感染拡大が主力のスマートフォン「iPhone」の生産に響いているとして、「1〜3月期の売り上げが予想に届かない結果になる」と発表した。アップル関連銘柄とされる村田製やTDKなど電子部品株のほか、東エレクやアドテストといった半導体株に売りが出て相場の重荷になっている。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、29業種が安く、値下がりで目立つのは電気機器、建設、金属製品など。半面、電力ガスなどがしっかり。
 
個別では、ソフトバンクGやSMC、村田製、太陽誘電、トヨタが安く、SUMCO、スクリン、ソニーはさえない。富士通やクボタが下落し、大塚HDやアサヒも売られた。
 
半面、富士フイルムが高い。塩野義、野村、ファストリ、OLCが買われた。ホンダ、洋インキHDが上昇している。
 
 
テクニカル的には、第一カッター(1716)、バイタル(3151)、ホットランド(3196)、ビーグリー(3981)、サイボウズ(4776)、TOYOTIRE(5105)、スルガ銀(8358)、ケイヒン(9312)、太田昭和(9658)、競馬(9672)が動兆。
 
人気は、コスモバイオ(3386)、ギフティ(4449)、CHAT(4448)、IBJ(6071)、大木ヘルス(3417)、BML(4694)、ドーン(2303)、Vキューブ(3681)、プレシジョン(7707)、ランサーズ(4484)。


 
a