兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
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「タヌキの嫁入り」
「タヌキの嫁入り」
 
「タヌキの嫁入り」
 
週末のNY株式市場で主要3指数はそろって続落。
決算を発表した大手銀行株が売り込まれエネルギーセクターが軟調だった。
「今年の相場は金融やエネルギー、素材、工業株がけん引役になるとみらる。
これらの株価が下落すれば相場の悪材料になる」という当然の声がある。
バイデン次期大統領は1兆9000億ドル規模の新たな景気対策案を発表。
新型コロナウイルス対策に4150億ドル。
家計支援が約1兆ドル。
国民への現金給付は、前回の1人当たり600ドルに加え、さらに1400ドルが盛り込まれた。
失業給付の上乗せは現在の週300ドルから同400ドルに引き上げ、9月まで延長。
ただこの発表は「出尽くし感」につながった格好だ。
S&P500採用銘柄の昨年第4四半期の収益は9.5%減少する見通し。
今年第1四半期は16.4%増加すると想定されている。
12月の小売売上高は前月比0.7%減。
市場予想の横ばいに反して減少が継続。
外食が減ったほか商業施設への客足が遠のいた。
ただ「小売売上高が予想より軟調だったことで、一段の景気刺激策の必要性が改めて確認された」という見方もある。
12月の卸売物価指数(PPI、最終需要向け財・サービス)は前月比0.3%上昇。
前月の0.1%に続き緩やかな上昇にとどまった
10年国債利回りは1.086%。
2年国債利回りは0.135%。
ドル円は103円台後半。
SKEW指数は136.70。
38日連続の130ポイント超。
恐怖と欲望指数は67→60と低下。
 
週末のNYダウは177ドル安の30814ドルと3日続落。
NASDAQは114ポイント安の12998ポイントと続落。
S&P500は27ポイント安の3768ポイントと続落。
ダウ輸送株指数は166ポイント安の12946ポイントと反落。
SOX指数は2.06%安の2992ポイントと5日ぶりに反落。
VIX指数は24.34と上昇。
3市場の売買高は141.2億株(前日143.7億株、過去20日平均は127.6億株)。
225先物CME円建ては大証比日中比140円安の28320円。
ドル建ては大証日中比110円安の28350円。
ドル円は103.87円。
10年国債利回りは1.086%。
2年国債利回りは0.135%。
 
週間ベースでNYダウは0.9%安、5週ぶり反落。
NASDAAQは1.5%安、5週ぶり反落。
S&P500は1.5%安、3週ぶり反落。
 
週末の日経平均は寄り付き79円高。
終値は179円安の28519円と6日ぶりに反落。
日足は6日ぶりに陰線。
週間では約380円の上昇。
週足は3週連続で陽線。
1月オプションSQ値27774円に対して5勝。
過去5日間で日経平均は1000円近く上昇。
「当然の一服場面調整歓迎ムードが支配的。
健全な警戒感で、動きがバブリーな割にはクールな市場心理」との見方だ。
「健全な警戒感」というのは理解不能な解釈だ。
TOPIXは7日ぶりに反落。
東証マザーズ指数は反発。
日経ジャスダック平均は続落。
東証1部の売買代金は2兆8377億円(前日3兆2421億円)。
8日連続2兆円超。
値上がり486銘柄(前日1000銘柄)。
値下がり1652銘柄(前日1090銘柄)。
新高値48銘柄(前日143銘柄)。
新安値5銘柄(前日2銘柄)。
騰落レシオは103.88(前日109.49)。
NTレシオは15.36倍(前日15.32倍)。
12日連続で15倍台。
サイコロは7勝5敗で58.33%。
右肩上がりの25日線(27191円)からは△4.88%。
14日連続で上回った。
右肩上がりの75日線は25445円。
右肩上がりの200日線(23085円)からは△23.54%(前日△24.63%)。
6日連続△20%超。
右肩上がりの5日線(28395円)から△0.44%。
6日連続で上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲19.561%(前日▲20.099%)。
買い方▲5.389%(前日▲5.094%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲15.638%(前日▲14.152%)。
買い方▲14.388%(前日▲15.074%)。
売り方買い方はまた逆転。
空売り比率は40.1%(6日ぶりに40%超:前日39.0%)。
空売り規制なしの比率は7.7%(前日8.4%)。
日経VIは23.04と上昇。
日経平均採用銘柄の予想PERは26.11倍(前日26.33倍)。
前期基準では20.95倍。
EPSは1092円(前日1089円)。
225のPBRは1.25倍。
BPSは22815円(前日22776円)。
225先物採用銘柄の益回りは3.83%(前日3.80%)。
配当利回りは1.63%。
東証1部全銘柄だと予想PERは28.27倍。
前期基準では22.52倍。
PBRは1.35倍。
ドル建て日経平均は274.80(前日275.34)。
東証1部単純平均株価は23円安の2370円。
(2020年末2341円、2019年末2327円、
2018年末2077円、2017年末2946円)。
東証1部売買単価は2271円(前日2298円)
東証1部時価総額は691兆円(前日697兆円)。
木曜のシカゴ225先物終値は大証日中比140円安の28320円。
高値28895円、安値28140円。
225先物大証夜間取引終値は日中比90円安の28370円。
気学では「前場に押し込むと後場にかけて戻す日」。
火曜は「目先転換注意日」。
水曜は「前日来の足取りに変化を見せる日」。
木曜は「上寄りすると後下押す日。下放れると戻すこと多し」。
金曜は「押し込んでも戻す日。悪目買い方針良し」。
ボリンジャーのプラス2σが28536円。
プラス3σが29209円。
4日間日経平均はこのレンジで推移。
一目均衡の雲の上限が25748円。
49日連続で雲の上。
勝手雲の上限は27121円。
勝手雲の下限は26964円。
21日から右肩上がりになる。
RSIが79.33(前日84.17)。
RCIが92.86(前日92.86)。
月曜は「変化日」。
兜町は朝方小雪が舞った。
「狐の嫁入り」ならぬ「タヌキの嫁入り」。
広くは「風花」というらしいが・・・。
 
《今日のポイント1月18日》
 
(1)週末のNY株式市場で主要3指数はそろって続落。
   決算を発表した大手銀行株が売り込まれエネルギーセクターが軟調だった。
   SKEW指数は136.70。
   38日連続の130ポイント超。
   恐怖と欲望指数は67→60と低下。
 
(2)ダウ輸送株指数は166ポイント安の12946ポイントと反落。
   SOX指数は2.06%安の2992ポイントと5日ぶりに反落。
   VIX指数は24.34と上昇。
   3市場の売買高は141.2億株(前日143.7億株、過去20日平均は127.6億株)。
   225先物CME円建ては大証比日中比140円安の28320円。
 
(3)東証1部の売買代金は2兆8377億円(前日3兆2421億円)。
   8日連続2兆円超。
   新高値48銘柄(前日143銘柄)。
   新安値5銘柄(前日2銘柄)。
   騰落レシオは103.88(前日109.49)。
   NTレシオは15.36倍(前日15.32倍)。
   12日連続で15倍台。
   サイコロは7勝5敗で58.33%。
 
(4)右肩上がりの25日線(27191円)からは△4.88%。
   14日連続で上回った。
   右肩上がりの75日線は25445円。
   右肩上がりの200日線(23085円)からは△23.54%(前日△24.63%)。
   6日連続△20%超。
   右肩上がりの5日線(28395円)から△0.44%。
   6日連続で上回った。
 
(5)空売り比率は40.1%(6日ぶりに40%超:前日39.0%)。
   空売り規制なしの比率は7.7%(前日8.4%)。
   日経VIは23.04と上昇。
 
(6)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲19.561%(前日▲20.099%)。
   買い方▲5.389%(前日▲5.094%)。
   マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲15.638%(前日▲14.152%)。
   買い方▲14.388%(前日▲15.074%)。
 
(7)日経平均採用銘柄の予想PERは26.11倍(前日26.33倍)。
   前期基準では20.95倍。
   EPSは1092円(前日1089円)。
   225のPBRは1.25倍。
   BPSは22815円(前日22776円)。
 
(8)ドル建て日経平均は274.80(前日275.34)。
   東証1部時価総額は691兆円(前日697兆円)。
 
(9)ボリンジャーのプラス2σが28536円。
   プラス3σが29209円。
   4日間日経平均はこのレンジで推移。
   RSIが79.33(前日84.17)。
   RCIが92.86(前日92.86)。
   月曜は「変化日」。
 
今年の曜日別勝敗(1月15日まで)

月曜0勝1敗
火曜1勝1敗
水曜1勝1敗
木曜2勝0敗
金曜1勝1敗
 
1月第1週の海外投資家動向。
現物3647億円の買い越し(3週ぶりの買い越し)。
先物1752億円の売り越し(2週連続の売り越し)。
合計1895億円の買い越し(2週連続買い越し)。
 
週間ベースで日経平均株価は1.4%高、3週続伸(累計7.0%上昇)。
TOPIは0.0%高、3週続伸(同4.4%上昇)。
東証マザーズ指数は1.5%安、3週ぶり反落。
日経ジャスダック平均は0.0%安、3週ぶり反落、
東証2部指数は0.3%高、3週続伸(同3.5%)上昇。
東証REIT指数は1.7%安、2週続落(同1.7%下落)。
 
日経ヴェリタスの特集は「米国は傷を癒せるのか。バイデントレードで株高続く」。
【バイデン政権の主要政策】
 
(1)コロナ対策:就任初日にコロナ国家戦略を実行
         全米でマスク着用を義務化
         ワクチンの早期普及
 
(2)環境:   環境・インフラ部門に4年間で2兆ドル投資  
         パリ協定に即時復帰
         Co2大幅削減に向けて国際会議主催
 
(3)外交:   国際協議を重視し、トランプ氏の「米国第一」を転換
         TPPなど新規貿易協定には慎重
         トランプ氏が中国に課した制裁関税見直しも
 
(4)格差是正:低所得者に減税する一方、高所得者・大企業には増税
        製造業支援に7000億ドルを投じ500万人の雇用創出
        教育や就業機会の平等化
 
(5)IT(情報技術):反トラスト法に基づく巨大IT企業規制に前向き
            急伸左派が主張する巨大IT企業の分割までは踏み込まず
 
★日銀のETF出口戦略

想定(1):購入上限を撤廃。
      現在年12兆円の購入上限を見直す「テーパリング(量的緩和策の縮小)」。
      つまり出口ではなく、入り口を絞る策。
 
想定(2):買い取り機構創設。
      特定の受け皿に一括譲渡する案も浮上。
      市場経由しないため、株価の下落につながりにくいのが利点。
       課題は、機関の運営原資をいかに捻出するかという点。
      年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)に買い取り求める方法も。
 
想定(3):個人投資家に売却。
      希望するすべての個人投資家に割安な値段で売却する。
      狙いは個人の資産形成の後押し。格差拡大懸念も。 
 
想定(4):自社株買いで消却。
      保有するETFを個別に分割し企業に自社株として購入してもらう案。
       日銀が購入しているのはあくまでETF。
      分割した際単元株以下の端株が出てしまうなどが課題。
 
米調査会社ユーラシアグループの「2021年に世界が直面する10大リスク」。

(1)第46代米国大統領
(2)新型コロナ危機の長期化
(3)気候変動問題
(4)米中緊張の拡大
(5)データを巡る争い
(6)サイバー空間の紛争
(7)トルコ情勢
(8)原油安にあえぐ中東
(9)メルケル独首相退任後の欧州
(10)内政問題を抱える中南米
 
 
SUBARU(7270)・・・動兆
 
SUBARUに注目する。
同社は水平対向エンジンや4駆車、安全技術に強み。
米国比率の高さに注目。
新型「レヴォーグ」に期待感。


(兜町カタリスト櫻井)
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