マザーズ指数は続伸、投資家の様子見姿勢も強い
【市況】東証マザーズ市場(前引け)=マザーズ指数は続伸、投資家の様子見姿勢も強い
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東証マザーズ指数は続伸した。前引けは前日比1.41ポイント高い1220.79だった。
今期税引き益が前期比22%増になるとの見通しを示したマクアケなど、ネット関連銘柄を中心に買いが集まり、指数に寄与している。
一方、主要企業の決算発表を控え投資家の様子見姿勢も強い。持ち高を減らす動きもあり、指数は前日比で下落する場面があった。
JTOWERや弁護士COM、HENNGEが上昇した。一方、メルカリやBASE、ジーエヌアイは下落した。
値上がり銘柄数は124、値下がり銘柄数は191となった。
28日にマザーズ新規上場したPアンチエイは10時09分に公募・売り出し価格(公開価格、4140円)を1530円(37.0%)上回る5670円で初値を付けた。
同日にマザーズ市場に上場したさくらさくは10時26分に、公募・売り出し価格(公開価格、2330円)を1105円(47.4%)上回る3435円で初値を付けた。
27日にマザーズ市場に新規上場したカラダノートは上場2日目のきょう、買い気配のまま午前の取引を終えた。気配値は公募・売り出し価格(公開価格、450円)の3.9倍にあたる1763円に切り上げた。
個別で、JIG−SAW、マクアケ、JTOWER、松屋アールアンドディが年初来高値を更新。グローバルウェイ、Branding Engineer、ラクス、AmidAホールディングス、ディジタルメディアプロフェッショナルが買われた。
一方、タスキが年初来安値を更新。地盤ネットホールディングス、メルカリ、ヘッドウォータース、日本リビング保証、アーキテクツ・スタジオ・ジャパンが売られた。