兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
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「9日は上げの特異日」
「9日は上げの特異日」

 
週末のNY株式市場は続伸。
「雇用統計で雇用者数の底堅い伸びが示されたことが相場の下支えとなった」との解釈。
6月の雇用統計は就業者数が前月比21万3000人増と市場予想の19万5000人増を上回った。
一方、時間当たり平均賃金の伸びは前月比0.2%と前月の0.3%からやや鈍化。
市場予想の0.3%を下回った。
「快適な利上げ環境が維持された」との声が聞こえる。
米中は340億ドル相当の輸入品に対する関税を互いに発動したがこの部分は「織り込み済み」との見方だ。
医薬品大手バイオジェンが19.6%上昇。
エーザイと共同開発中のアルツハイマー病治療薬「BAN2401」について、
中期臨床試験(第2相試験)の最終分析において最も服用量が多い患者群に効果が見られたことを好感。
S&P500ヘルスケア株指数は1.5%高。
NASDAQバイオテク株指数は3.7%急伸。
アップルやマイクロソフト、フェイスブックなど大型ハイテク株が相場のけん引役となった。
10年債利回りは一時2.807%と5月30日以来の低水準を付けた。
ドルは下落。
ドル円は110円台半ばで推移。
 
週末の日経平均は予想よりも1日早く反発。
米国の制裁関税発動前は警戒で売られ、発動日に大幅高というわかりやすい動きになったとの印象。
値上がり銘柄数1684、値下がり362銘柄と逆転。
新高値は10銘柄。
新安値は204と改善していない。
「次があるだろうから、とりあえずの買い戻しに過ぎない」との見方が支配的。
「日経平均241円高はこの4日間の下げ幅に対して31%の戻り。
一応5日移動平均線を回復した。
一目均衡の雲の下限は(21698円)はクリア。
ボリンジャーのマイナス2σ(21619円)もクリアした。
「中国からの年間輸入金額5100億ドルに追加関税というプランもある。
340億ドルなんて、入り口の入り口に過ぎなくなる」という声も聞こえる。
週間では約516円の下落。
週足は3週連続で陰線。
25日線(22411円)からは2.71%のマイナスかい離。
シカゴ225先物終値は大証日中比5円安の21795円。
気学では「変化注意日。後場の足取りに注意せよ」。
6月末の水準である22304円を回復できるかが注目ポイント。
まずは月足陽線基準21811円奪還が急務だ。
9日は「上げの特異日」。
 
米中貿易摩擦懸念は制裁関税発動で出尽くし感。
かつてはアレだけ騒いでいた米雇用統計は静かに通過。
流行がされば見向きもされなくなるのが経済指標だ。
GPIFが10兆円の運用益を出したと言っても冷めた風。
これが週末だったという印象。
一番印象に残ったのは「サムスン業績減速懸念」の記事。
足踏みは一時的という見方がある一方で設備投資減額という見方もある。
毀誉褒貶はあるのだろうが成長に陰りが出てきたという見方は否定できない。
一方で興味深いのはラクオリア製薬の週末のストップ高。
「韓国のCJヘルスケアに導出した胃食道逆流症治療薬テゴプラザン。
韓国食品医薬品安全処から、製造販売承認を取得した」と発表し好感された。
このCJグループはもともとはサムスングループ企業として設立。
今は独立したが、エンタメ分野なども手がけた後にバイオ分野を拡大。
「2020年韓国最高のグローバル製薬企業」を目指している。
ITよりもバイオという流れの先取りなのかも知れない。
 
こんな見方もあった。

「上がるかもしれないけど、下がるかもしれないという意見を聞いて何の役にも立たないでしょ」。
ストックボイス10周年座談会で櫻井様。。
まさにその通りです。
投資家が聞きたいのは、経験豊かな市場関係者様がどのように今後の相場を考えてらっしゃるかです。
「8月、9月で日経平均27000円。間違ったら、その時もう一回考える。」
櫻井様も拝聴している自分も真顔。しかし会場からはドッと笑いが。
笑うべきところではない。
もしかして、なんて無責任なんだと思われたのかもしれません。
しかし・・・。
自分で描いた旗印を掲げ戦い検証し何かを得て戦況に応じて柔軟に策を変えるのが投資家のあるべき姿。
旗印を掲げないで戦えと言う指揮官(市場関係者)、投資家のほうがよっぽど無責任。
そんな戦い方では見えて来るものも見えて来ません。
失礼ですが、笑っているうちはまだまだレベルが低いです。
「勉強はいらない。
株式市場では勉強が邪魔になっている。
それよりも感性を磨く。
情緒に流されずに数字を追いかけることが大事」。
 
 
NYダウは99ドル高の24456ドルと続伸。
NASDAQは101ポイント高の7688ポイント。
S&P500は23ポイント高の2759ポイント。
ダウ輸送株指数は47ポイント高の10473イント。
3市場の売買高は53億株と薄商い。
CME円建ては大証比5円安の21795円。
ドル建ては大証比30ポイント高の21830ポイント。
225先物大証夜間取引は日中比200円高の21690円。
ドル円は110.45円。
10年国債利回りは2.823%。
 
 
◇━━━ カタリスト━━━◇
 
内外テック(3374)・・・動兆。
 
内外テックに注目する。
同社は半導体製造装置の部品の仕入れ販売と受託製造事業が中核。
東京エレクトロンへの依存度が高い。 
業績は好調で営業増益。連続最高益の見通し。
 


(兜町カタリスト櫻井)


 
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