豪ドル円の下落は続くか。
【為替】豪ドル円の下落は続くか。
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14日の東京外国為替市場は、豪ドル円の下落が目立った。豪ドル円が売られた理由は、豪州と貿易関連で結びつきが強い、中国の景気減速懸念が挙げられる。本日、中国の11月の小売売上高と鉱工業生産が発表され、どちらも予想を下回る結果だった。豪ドル円はこの結果を受け、水準を82円台から81円台半ばへ切り下げる。
東京時間終盤にかけて下げ渋ったが、欧州時間が始まると売り圧力は再び強まり、下値を81.375円まで伸ばしている。この後は、米小売売上高の結果に注目したい。予想を下回る結果であれば、リスク回避姿勢が強まり、豪ドル円の水準は一層切り下がりそうだ。下値の目処は、節目である81.00円を予想する。
[提供:カネツFX証券株式会社]