様子見姿勢が強まる展開
様子見姿勢が強まる展開 |
本日の安値(2万6719円)でも5日線(2万6695円、3日時点)は割り込んでおらず、非常に底堅かった。
4日の方向感のつかみづらい展開が続きそうだ。
明日は米雇用統計の発表を前に、様子見姿勢が強まると予想する。結果が良ければ、米国株は上昇、リスクオンでドル高(円安)となり、来週は週初から大幅高といったシナリオもあるわけで、売り仕掛けのリスクも大きい。きょう大きく下げなかったことも安心材料となり、売り急ぎの行動は抑制されるだろう。
一方、新型コロナウイルスワクチンの接種が間近に迫る米国では、新たな経済対策の策定に関心が向かっているとみられ、米与野党による協議の進ちょく状況にもよるが、相場に影響を与えそう。
市場では「日経平均株価は11月の上昇が大幅だった反動もあり、足元で調整ムードとなるのはやむを得ないところ」との声も聞かれた。
■上値・下値テクニカル・ポイント(3日現在)
28924.55 ボリンジャー:+3σ(25日)
28199.28 ボリンジャー:+3σ(13週)
27715.54 ボリンジャー:+2σ(25日)
27259.69 ボリンジャー:+3σ(26週)
26882.03 ボリンジャー:+2σ(13週)
26809.37 ★日経平均株価3日終値
26668.92 6日移動平均線
26644.71 新値三本足陰転値
26506.53 ボリンジャー:+1σ(25日)
26157.75 均衡表転換線(日足)
25979.50 ボリンジャー:+2σ(26週)
25564.78 ボリンジャー:+1σ(13週)
25297.52 25日移動平均線
24919.19 均衡表転換線(週足)
24919.19 均衡表基準線(日足)
24699.31 ボリンジャー:+1σ(26週)
24247.53 13週移動平均線
24209.87 均衡表基準線(週足)
24088.51 ボリンジャー:-1σ(25日)
ローソク足は胴体と上下のヒゲが短い小陽線で終了し、投資家の気迷いを窺わせた。5日線や25日線が上向きをキープして上値追い継続を示唆する一方、25日線との上方乖離率は5.98%(昨日6.50%)と連日の過熱ライン(5%)超え。パラボリックの陰転値は本日安値から163.88円下の26555.35円に迫っており、短期トレンドの下落転換リスクが意識される。