221円高と続伸。海外株高を好感し24000円を上回る。
東京株式(前引け)=221円高と続伸。海外株高を好感し24000円を上回る。
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前日の米株式相場で主要3指標がそろって最高値を更新し、好感した海外投資家の買いが入った。
日本の主要企業による2017年4〜12月期決算や、18年の世界景気拡大への期待も相場を支えた。
1月18日に付けた高値 2万4084円に残り2円まで迫る場面があった。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)もそれぞれ昨年来高値を上回って午前の取引を終えた。
業種別TOPIXでは全33業種中30業種で上昇した。
前引けの東証1部の売買代金は概算で1兆3487億円、売買高は7億939万株だった。
東証1部の値上がり銘柄数は1611、値下がりは363、変わらずは89だった。
個別では、SOX指数が一時最高値を更新を好感して半導体関連の東京エレクトロン、信越化学工業、アドバンテストが買われた。
任天堂が昨年来高値を更新し、日本電産、ソニーも堅調だった。不動産関連の三井不動産、三菱地所が高い。
半面、前日まで6連騰していたヨシムラ・フードHDが大幅反落。JXTGやANAが売られた。
三菱電機、NTT、東レも下落した。
東証2部株価指数は前日比58.30ポイント高の7750.52ポイントと3日続伸した。
値上がり銘柄数は313、値下がり銘柄数は130となった。
個別では森尾電機が一時ストップ高と値を飛ばした。
東芝、リミックスポイントが買われ、ソルコム、ベネフィット・ワン、エスビー食品など34銘柄は昨年来高値を更新した。
一方、森組、浅香工業、DNAチップ研究所が売られた。