値下がり優勢、欧米株安を受け売り
【市況】東証グロース(前引け)=値下がり優勢、欧米株安を受け売り
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東証グロース市場は東証マザーズ指数、グロースCoreはともに反落。東証マザーズ指数の前引けは前日比12.18ポイント(1.73%)安い692.66だった。米長期金利の上昇を受け、高PER(株価収益率)のグロース(成長)株に売りが出た。同日午前の日経平均株価が大幅安となったことも投資家心理の重荷となった。
エニーカラーやそーせい、JTOWERが下落した。一方、ビジョナルやM&A総研は上昇した。
値上がり銘柄数77、値下がり銘柄数375と、値下がりが優勢だった。
きょう東証グロース市場に新規上場したグッピーズは2020円で初値を付け、公開価格1550円を上回った。上場2日目のポーターズは3275円で初値を付け、公開価格1570円を上回った。
個別では、HOUSEIが一時ストップ高と値を飛ばした。インパクトホールディングス、デコルテ・ホールディングスは年初来高値を更新。メンタルヘルステクノロジーズ、ミクリード、スパイダープラス、シリコンスタジオ、サーキュレーションが買われた。
一方、イオレ、ASJ、ユナイテッド、バルニバービ、日本ファルコムなど31銘柄が年初来安値を更新。プログリット、アミタホールディングス、キャンバス、EduLab、ワンダープラネットが売られた