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日経ジャスダック平均は続伸、投資家心理が改善
【市況】ジャスダック市場(大引け)=日経ジャスダック平均は続伸、投資家心理が改善
 
日経ジャスダック平均株価は続伸した。終値は前週末比22円34銭高い3449円14銭だった。
東証1部の主力株が上昇したことで、新興株市場でも投資家心理が改善した。個人投資家を中心に、個別に材料が出た銘柄への物色が旺盛だった。
朝方から買いが先行し、徐々に上げ幅を拡大した。ジャスダックは、新規上場した共栄セキュリが買いを集めるなど活況だった。
また、好業績銘柄やIPO銘柄などにも個人の投資資金流入が続いており、市場では「回転が効いている」との指摘も聞かれ、中小型株物色は活発化していた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で504億円、売買高は9428万株だった。
値上がり銘柄数は402、値下がり銘柄数は226となった。
 
18日に新規上場した共栄セキュリは3165円で終えた。初値(2866円)を10.4%上回った。公開価格(2100円)に比べると50.7%高となる。売買代金は63億円とジャスダック市場で首位だった。
 
個別では、前週末にストップ高まで買われた流れを引き継いだケイブ、業績および配当予想の増額修正したサカイホールディングス、5日線を大きく上回ったワットマンがストップ高。ハイパー、SIG、共栄セキュリティーサービスは一時ストップ高と値を飛ばした。精工技研、澤田ホールディングス、ホウライは昨年来高値を更新。アルファクス・フード・システム、翻訳センター、SAMURAI&J PARTNERS、スパークス・グループ、リバーエレテックは値上がり率上位に買われた。
 
一方、業績予想を下方修正した高見沢サイバネティックスが一時ストップ安と急落した。イハラサイエンス、初穂商事、星医療酸器、ヤマト・インダストリー、CBグループマネジメントは昨年来安値を更新。チエル、光・彩、トミタ電機、ネクストジェン、エムケー精工は値下がり率上位に売られた。


 
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