マザーズ指数は続落、リスクオフムード強まる
【市況】東証マザーズ市場(前引け)=マザーズ指数は続落、リスクオフムード強まる
|
前日の米国株安や円高など外部環境の悪化を映して売りが先行となっている。前日の米国市場では、米中貿易摩擦の長期化に対する懸念が引き続き重しになり、主要3指数は揃って続落した。
円相場でも、1ドル=109円台へと円高基調を強めたこともあり、リスクオフムードのなか、マザーズ市場も売りが膨らんでいる。
日経平均も2万1000円の大台を割り込むなか、個人投資家による週末特有のポジション手仕舞いの動きも出ている。
値上がり銘柄数は110、値下がり銘柄数は157となった。
個別では、ITbookホールディングス、FRONTEO、タイセイ、ピクスタ、アズームなど24銘柄が年初来安値を更新した。SKIYAKI、インパクトホールディングス、シェアリングテクノロジー、ソーシャルワイヤー、アイ・ピー・エスが売られた。
一方、ファンデリー、トビラシステムズ、JMC、メドピア、イーエムネットジャパンなど6銘柄が年初来高値を更新した。エルテス、エンバイオ・ホールディングス、グッドスピード、自律制御システム研究所、神戸天然物化学が買われた。持ち帰り専門店拡大が報じられた串カツ田中も高い。