米中通商協議や英国総選挙における出口調査が報じられる。
【為替】米中通商協議や英国総選挙における出口調査が報じられる。
|
12日、欧米時間の外国為替市場における米ドル円は一時109.455円まで上昇した。また、クロス円では英ポンド円が144.16円まで上昇し堅調な展開となった。
米中の通商協議について、第一段階が原則合意に達し、15日に計画されていた追加関税の発動を先送りにする方針であることなどが報じられている。
そのほか英国の総選挙において、BBCの出口調査などが報じられ、与党・保守党が368議席となる見通しのようだ。
一方で、最大野党となる労働党が191議席で、スコットランド民族党(SNP)55議席、自由民主党13議席となる見通しだ。与党である保守党が過半数を確保するとの見通しから、英ポンド円の上昇が目立つ。引き続き米中通商協議や英国の総選挙に関わる報道には注目が集まりそうだ。
テクニカル的には米ドル円は5日移動平均線(108.292円)が20日移動平均線(108.903円)を上抜け、ゴールデンクロスを形成している。まずは直近12/2高値となる109.740円付近が目標値となりそうか。一方でクロス円において、英ポンド円は一目均衡表の転換線(144.26円)付近をサポートに上値を試す展開が考えられそうだ。
[提供:カネツFX証券株式会社]