【オープニングコメント】 堅調展開か

22日の東京株式市場は、反発後も堅調な展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万7000円−2万7400円を想定。（20日終値2万6945円67銭）
米国株は20日、21日と連日で上昇。ダウ平均は20日に382ドル高、21日に316ドル高となり、32560ドルで21日の取引を終えた。
日経平均株価は前営業日の20日に大幅反落した反動や、現地21日の欧米株式が上昇した動きを追い風に、買い先行スタートとなろう。米国と同様に金融機関への警戒感が後退し、金融関連株を中心に買い戻す動きがみられそう。

ただ、現地22日には、パウエルFRB（米連邦準備制度理事会）議長の会見を控えていることから、買い一巡後は、模様眺めムードが広がることも想定される。
売り方の買い戻しも急がれると思われ、場中は下げづらく上げやすい地合いが続くと予想する。

為替相場は、ドル・円が1ドル＝132円台の半ば（20日は131円04−07銭）、ユーロ・円が1ユーロ＝142円台の半ば（同139円64−68銭）と円安方向にある。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、20日の大阪取引所清算値比440円高の2万7110円だった。


【好材料銘柄】 

■ダイセキ環境ソリューション <1712> 
前期経常を41％上方修正。

■レントラックス <6045> 
今期配当を10円増額修正。2月売上高は前年同月比15.5％増。

■東京通信 <7359> 
カバー <5253> [東証G]と所属VTuberが使用する自社ゲームコンテンツの供給に関する包括契約を締結。

■ソレイジア・ファーマ <4597> 
抗悪性腫瘍剤／有機ヒ素製剤「ダルビアス」をNPP制度を通じて欧州などで供給を開始。通期業績予想には織り込み済み。

■note <5243> 
東証が22日売買分から信用取引の臨時措置を解除する。日証金も増担保金徴収措置を解除。

■日本証券金融 <8511> 
発行済み株式数の8.3％にあたる800万株の自社株を消却する。消却予定日は4月20日。



【主な経済指標・スケジュール】


22（水）
【国内】
予定はありません

【海外】
パウエルFRB議長会見
バンコク国際モーターショー（バンコク、〜4/2）

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。