【市況】東京株式（寄り付き）＝NYダウ上昇を受け買い先行

【寄り付き概況】

23日の日経平均株価は反発して始まった。始値は前日比84円44銭高の2万3558円71銭。
 
前日のNYダウは前日比152ドル高と反発。追加経済対策への期待もあり、景気敏感株などに買いが流入した。米国株が上昇した流れを受け、東京株式市場も値を上げて始まった。また、為替は1ドル＝104円90銭前後と前日夕方に比べ円安で推移している。
 
米国では、日本時間午前10時から始まる米大統領選候補者による最後のテレビ討論会を前に、内容を確認したいとして持ち高を一方向に傾ける動きは限られている。
 
JPX日経インデックス400と東証株価指数（TOPIX）も反発している。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、29業種が高く、値上がりは空運、ゴム製品、鉱業、鉄鋼、保険、陸運など。値下がりは、その他製品、精密機器など。
 
個別では。富士フイルム、ダイキン、ファナックが高く、東宝、三井物は堅調。日本製鉄やJFEHDなど鉄鋼株が高い。T&Dや第一生命HDなど保険株、日産自やマツダも上昇している。
一方、ヤマトHD、楽天が軟調。太陽誘電や東エレクが安い。信越化、NECや富士通も売られている。