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マザーズ指数は3日続落、持ち高調整の売り
【市況】東証マザーズ(大引け)=マザーズ指数は3日続落、持ち高調整の売り

東証マザーズ指数は3日続落した。終値は前日比1.84ポイント安い1112.26だった。
東京市場全般が不安定な値動きとなっており、新興市場も方向感を欠く展開。
来週から主要企業の決算発表が本格化するため、持ち高調整の売りが優勢になった。チャート分析上の25日移動平均(1119円)近辺では戻り待ちの売りが出やすいとの指摘もあった。
不動産大手の中国恒大集団が米ドル債の利息を支払ったと伝わると投資家心理が上向いてマザーズ指数は上昇する場面があった。
BASEやメルカリが下落した。一方、9月に上場したアスタリスクやリベロなどが制限値幅の上限(ストップ高水準)まで買われた。
市場では「マザーズ市場には内需に依存する企業が多く上場しているため、継続的な押し上げ材料にはなりにくい」との指摘もあった。
 
売買代金は概算で1407.81億円。騰落数は、値上がり167銘柄、値下がり212銘柄、変わらず11銘柄となった。
 
個別では、ジェイフロンティア、海帆、ユーザベース、UUUM、アクシスなど36銘柄が年初来安値を更新。ベビーカレンダー、エコモット、ホープ、BASE、ASJが売られた。
 
 一方、グローバルウェイ、アスタリスク、インバウンドテック、リベロがストップ高。アジャイルメディア・ネットワーク、イーエムネットジャパンは一時ストップ高と値を飛ばした。FRONTEO、リボミック、ジモティー、アイドマ・ホールディングス、リファインバースグループなど9銘柄は年初来高値を更新。レナサイエンス、ビザスク、ブレインズテクノロジー、日本リビング保証、サーキュレーションが買われた。
 
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