兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
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「科学とICT」
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「科学とICT」
 
木曜のNY株式市場で主要3指数はマチマチの動き。
NYダウは4日続落、S&P500は3日続落。
景気回復への信頼感からハイテク株セクターが上昇しNASDAQは反発。
アップル、エヌビディア、マイクロソフトなどが上昇。
NASDAQ100指数は最高値を更新した。
「投資家の多くは、FRBが前日示した予想外にタカ派的なメッセージを依然消化中」との見方。
フィラデルフィア連銀業況指数は30.7と5月の31.5から低下。
2カ月連続の下げ。
市場予想は31.0だった。
コンファレンス・ボード(CB)景気先行指数は114.5と前月から1.3%上昇。
上昇は3カ月連続。
2020年1月に付けた直近の高水準を上回った。
週間新規失業保険申請件数(季節調整済み)は41万2000件。
前週の37万5000件から悪化した。
悪化は4月下旬以来。
市場予想は35万9000件だった。
申請件数増加はペンシルベニア、カリフォルニア、ケンタッキーの3州に集中。
一方でレイオフ数は過去数カ月で大幅に減少している。
「失業率は第4四半期末までに5%を下回る」という声もある。
FOMCから一夜明け債券市場はポジション調整の動き。
10年国債利回りは1.510%。
2年国債利回りは0.213%。
ドル円は110円台前半。
WTI原油先物は前日比1.11ドル(1.54%)安の1バレル=71.04ドル。
約1カ月ぶりの大幅下落。
ただWTIは前日18年10月以来の高値だった。
ビットコインは横ばいの3万7769.48ドル
SKEW指数は161.01と上昇。
恐怖と欲望指数は45→41。
 
木曜のNYダウは210ドル(0.62%)安の33823ドルと3日続落。
高値34091ドル、安値33626ドル。
NASDAQは121ポイント(0.87%)高の14161ポイントと3日ぶりに反発。
S&P500は1ポイント(0.04%)安の4221ポイントと3日続落。
ダウ輸送株指数は165ポイント安の15139ポイントと反落。
SOX指数は0.96%高の3231ポイントと3日ぶりに反発。
VIX指数は17.75と上昇。
合算売買高は117.7億株(前日は109億株、過去20日平均は106.7億株)。
225先物CME円建ては大証比日中比125円高の29125円。
ドル建ては大証比日中比150円高の29150円。
ドル円は110.20円
10年国債利回りは1.510%。
2年国債利回りは0.213%。
 
木曜の日経平均は寄り付き142円安。
終値は272円安の29018円と続落。
下落率は0.93%。
4日連続終値ベースは29000円台。
開けたマドは29263円ー29197円。
日足は2日連続で陰線。
SQ値29046円に対して終値で3勝2敗。
TOPIXは0.62%下落で4日ぶりに反落。
東証マザーズ指数は1.69%下落で続落。
日経ジャスダック平均は0.10%上昇で4日続伸。
2018年8月以来の高値水準。
東証1部の売買代金は2兆2782億円(前日2兆4263億円)。
3日連続で2兆円超。
値上がり673銘柄(前日1213銘柄)。
値下がり1408銘柄(前日876銘柄)。
新高値72銘柄(前日101銘柄)。
新安値39銘柄(前日18銘柄)。
騰落レシオは112.08(前日108.99)。
NTレシオは14.78倍(前日14.82倍)。
13日連続で14倍台。
サイコロは6勝6敗で50.00%。
右肩上がりの25日線(28732円)から△0.99%。
15日連続で上回りサポート。
横ばいの75日線は29105円。
4日ぶりに下回った。
右肩上がりの200日線(27090円)からは△7.12%(前日△8.25%)。
右肩上がりの5日線(29172円)から▲0.53%。
4日ぶりに下回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲14.953%(前日▲15.340%)。
買い方▲6.247%(前日▲5.866%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用価損益率で売り方▲5.391%(前日▲7.231%)。
買い方▲15.531%(前日▲14.880%)。
空り比率は41.9%(4日ぶりに40%超:前日38.9%)。
空売り規制なしの比率は8.1%(前日7.1%)。
日経VIは18.55(前日18.10)と上昇。
日経平均採用銘柄の予想PERは14.24倍(前日14.34倍)。
12日連続で14倍台。
前期基準では18.15倍。
EPSは2037円(前日2042円)。
2日連続で低下。
225のPBRは1.25倍。
BPSは23214円(前日23246円)
日経平均の益回りは7.02%(前日6.97%)。
配当利回りは1.82%。
10年国債利回りは0.060%。
東証1部全銘柄だと予想PERは16.43倍。
前期基準では21.09倍。
PBRは1.33倍。
東証1部単純平均株価は12円安の2424円。
東証1部売買単価は2283円(前日は2359円)。
東証1部時価総額は729兆円(前日は734兆円)。
21日連続で700兆円超。
ドル建て日経平均は262.02(前日266.06)。
木曜のシカゴ225先物終値は大証日中比125円高の29125円。
高値は29245円、安値は28825円。
225先物大証夜間取引終値は日中比130円高の29130円。
気学では「下寄りしたら買い狙い。上放れたら見送り良し」。
月曜は「寄り安は買いなれど、上放れ高きは売り狙え」。
火曜は「押し目買い方針の日」。
水陽は「人気に逆行して動き。前後場歩調を変える」。
木曜は「後場高の日。前場安は買い狙い良し」。
金曜は「上寄りすると下押す日」。
ボリンジャーのプラス1σが29148円。
プラス2σが29565円。
マドは29263円ー29197円。
一目均衡の雲の下限が29212円。
上限は29396円。
2日連続雲の中。
勝手雲の上限は28901円。
15日連続で上回った。
RSIが46.65(前日66.25)。
RCIが79.25(前日86.26)。
日銀は38日連続でETFを買わず。
水星は逆行終了は23日。
週足陽線基準は29161円。
前週比プラス基準は28948円。
 
《今日のポイント6月18日》
 
(1)木曜のNY株式市場で主要3指数はマチマチの動き。
   NYダウは4日続落、S&P500は3日続落。
   景気回復への信頼感からハイテク株セクターが上昇しNASDAQは反発。
   10年国債利回りは1.510%。
   2年国債利回りは0.213%。
   ドル円は110円台前半。
   SKEW指数は161.01と上昇。
   恐怖と欲望指数は45→41。
 
(2)ダウ輸送株指数は165ポイント安の15139ポイントと反落。
   SOX指数は0.96%高の3231ポイントと3日ぶりに反発。
   VIX指数は17.75と上昇。
   合算売買高は117.7億株(前日は109億株、過去20日平均は106.7億株)。
   225先物CME円建ては大証比日中比125円高の29125円。
 
(3)東証1部の売買代金は2兆2782億円(前日2兆4263億円)。
   3日連続で2兆円超。
   新高値72銘柄(前日101銘柄)。
   新安値39銘柄(前日18銘柄)。
   騰落レシオは112.08(前日108.99)。
   NTレシオは14.78倍(前日14.82倍)。
   サイコロは6勝6敗で50.00%。
 
(4)右肩上がりの25日線(28732円)から△0.99%。
   15日連続で上回りサポート。
   横ばいの75日線は29105円。
   4日ぶりに下回った。
   右肩上がりの200日線(27090円)からは△7.12%(前日△8.25%)。
   右肩上がりの5日線(29172円)から▲0.53%。
   4日ぶりに下回った。
 
(5)空り比率は41.9%(4日ぶりに40%超:前日38.9%)。
   空売り規制なしの比率は8.1%(前日7.1%)。
   日経VIは18.55(前日18.10)と上昇。
 
(6)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲14.953%(前日▲15.340%)。
   買い方▲6.247%(前日▲5.866%)。
   マザーズ銘柄ネットストック信用価損益率で売り方▲5.391%(前日▲7.231%)。
   買い方▲15.531%(前日▲14.880%)。
 
(7)日経平均採用銘柄の予想PERは14.24倍(前日14.34倍)。
   EPSは2037円(前日2042円)。
   BPSは23214円(前日23246円)
   日経平均の益回りは7.02%(前日6.97%)。
 
(8)東証1部時価総額は729兆円(前日は734兆円)。
   ドル建て日経平均は262.02(前日266.06)。
 
(9)ボリンジャーのプラス1σが29148円。
   プラス2σが29565円。
   昨日のマドは29263円ー29197円。
   一目均衡の雲の下限が29212円。
   上限は29396円。
   2日連続雲の中。
   勝手雲の上限は28901円。
   15日連続で上回った。
   RSIが46.65(前日66.25)。
   RCIが79.25(前日86.26)。
   日銀は38日連続でETFを買わず。
   水星逆行終了は23日。
   週足陽線基準は29161円。
   前週比プラス基準は28948円。
 
今年の曜日別勝敗(6月17日まで)

月曜15勝7敗
火曜12勝10敗
水曜10勝13敗
木曜15勝7敗
金曜11勝12敗
 
10月第2週の海外投資家動向

現物2263億円売り越し(3週間ぶり)
先物2116億円買い越し(2週間ぶり)
合計147億円売り越し(2週連続)。
売り越しながら現物と先物でほぼ相殺といった印象。
事業法人は現物を2760億円買い越し。
2019年9月以来の大きさ。
買い越しは3週連続。
個人は1483億円買い越し(前週943億円買い越し)。
信託銀行は427億円買い越し。
自己は前週の2123億円売り越しから87億円買い越し。
 
Quick調査の6月4日時点の信用評価損率は▲7.90%(前々週▲8.33%)。
4週連続で好転。
4月16日以来の7%台。
6月11日時点の信用売り残は23億円減の7862億円。
3週ぶりに減少。
同信用買い残は705億円増の3兆3759億円。
2週連続で増加。
金額ベースでの信用倍率は4.29倍(前週は4.19倍)。
6月11日時点の裁定売り残は3768億円減の4267億円。
(当限は2698億円なので5337億円減)。
5週連続で減少。
裁定買い残は2417億円増の7250億円。
(当限は6224億円なので1528億円増)。
2週ぶりに増加。
メジャーSQ通過で様相は変化。
 
バイデン大統領は米国の奴隷解放記念日を連邦祝日とする法案に署名する。
米奴隷解放記念日「ジューンティース」は1865年にテキサス州で北軍によって奴隷が解放されたことにちなむ。
本来は6月19日だが今年は土曜日。
大半の連邦職員にとって18日が振替休日になるという。
連邦祝日が新たに制定されるのはほぼ40年ぶり。
 
「科学とICTを用いたコロナ対策」という言葉が登場してきた。
ようやく「サイエンス」になるのかと思ったらそうでもない。
「鼻にフィットしたマスクの着用」。
「大声を避ける」。
100年前のスペイン風邪の時代と変わりはない。
あるいは「感染状況を把握するための下水調査」。
1950ー60年代に白衣を着た保健所の人が消毒していた姿が思い起こされる。
「五輪で一番リスクが少ないのは無観客」など誰でも言えるだろう。
パブリックビューイングや応援イベント、街角の大型ビジョンでの中継放映などは中止。
応援を目的とした飲食店での観戦などの自粛要請を検討。
「科学技術をフルに活用する時代になってきた」というのがコレなのだろうか。
創意工夫というのは1年もあれば少しは考え付くと思うが・・・。
もっとも未曾有だから思いつかないのだろうか。
逆に民間の力を感じたのはワクチン接種。
企業・団体等が接種を開始。
スピード感の違いを見ていると、やはり「民間活力」は衰えていないような気がする。
少なくとも、上記のような陳腐な対策など持ち出したら事前の会議では場外退場のハズだ。
もっとも・・・。
アメリカでかつて施行されていた禁酒法。
背景は「アルコールは神からの贈り物。
一方で、その乱用は悪魔の仕業によるものという明確な社会的同意」。
しかし18世紀後半に活躍した有名な医師ベンジャミン・ラッシュ。
1784年に「アルコールの過度の乱用は身体的かつ心因的な健康に有害である」と主張した。
この主張が広範囲にわたって議論された。
その延長線上での禁酒法。
宗教などの理由ではなくいわゆる科学が期限だったという。
今日出てくるはずの成長戦略に期待したい週末。
 
スケジュールを見てみると・・・。
 
【6月】7勝3敗、(勝率70%、2位)
    気学では「乱調相場に始まる。上旬は戻り売り。夏至頃より買い良し」
 
18日(金)消費者物価、黒田日銀総裁会見、イラン大統領選挙
21日(月)英国社会的接触に関する法定制限撤廃予定、上げの特異日
22日(火)米中古住宅販売件数、変化日
23日(水)4月日銀金融政策決定会合議事要旨、米経常収支、新築住宅販売件数
24日(木)企業向けサービス価格指数、米耐久財受注、GDP確報値。独IFO景況感
25日(金)都議会選告示(7月4日投開票)、米個人所得・支出、株安の日L、鬼宿日
28日(月)大幅高の特異日、変化日
29日(火)失業率・有効求人倍率、商業動態統計、米CB消費者信頼感、S&P住宅価格、上げの特異日
30日(水)鉱工業生産、消費動向調査、東証新市場区分への移行基準日。米ADP雇用レポート、中国製造業・非製造業PMI
 
良い週末を・・・。
 
◇━━━ カタリスト━━━◇
 
萩原工業(7856)・・・動兆
 
萩原工業に注目する。
同社は樹脂繊維製品フラットヤーンが中核。
ブルーシートは有名。
原糸からの一貫生産に強み。
機械部門は特殊紙用や食品容器用押出機器が拡大。
コンクリート補強繊維は下期回復傾向。
海外向け包装資材は堅調。
12月までに岡山県で新工場着工。
日本製紙等と飲料用アルミニウム付き紙パックの再生事業開始。


(兜町カタリスト櫻井)
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