兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
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「成長戦略会議」
「成長戦略会議」
「成長戦略会議」
 
週末のNY株式市場は続落。
底堅い内容となった米雇用統計から米国債利回りの上昇が継続し売り優勢の展開。
ハイテクや通信サービス関連銘柄の売りが全体の下げを主導した。
フェイスブック、アマゾン、アップル、ネットフリックス、アルファベットが軒並み下落。
3市場の売買高は76.2億株。
週間ではNYダウが0.04%、S&P500が0.98%、NASADAQは3.2%下落。
NASDAQは3月以来の大幅安。
雇用統計は非農業部門雇用者数が13.4万増と市場予想の18.5万増を下回って着地。
ただ失業率は3.7%と約49年ぶりの水準に改善した。
時間当たり平均賃金は前月比0.3%増、前年同月比2.8%増。
9年超ぶりの大幅増となった前月の2.9%からやや鈍化した。
10年国債利回りは3.23%台。
ドル円は113円台後半での推移。
一方週明けのNYダウは3日ぶりの反発。
金利上昇を警戒したハイテク株の売りが継続し寄り付きは続落の動き。
下落幅は一時220ドル超に拡大した。
大型連休明けの上海株の急落もの売り材料視。
米中貿易摩擦激化懸念は継続。
「株高をけん引してきたハイテクなどの成長株から割安株に資金を移す動きが広がった」という見方だ。
ただ一段の下値を探る材料に乏しく銀行セクターなどを中心に上げに転じた格好。
コロンバスデーの休日で債券・為替市場が休場。
薄商いで振れが大きくなったという見方もある。
VIX(恐怖)指数は15.69。
SKEW指数は129.64と低下。
 
 
3連休前と米雇用統計控えで3日続落。
ただ「寄り直後に日経平均が200円以上下げた後の下げ渋りは案外に底堅い印象」という声もある。
「NYダウ国株の200ドル超の下げも数分間で消化」という楽観論だ。
米国の長期金利上昇を材料に金融株には買いもの優勢でメガバンク3行がそろって上昇。
「株安でも野村HDや大和証Gなど証券株に資金が向かった」のは違和感もある。
日経平均は週間で336円安となり4週ぶりの週足陰線。
前半は一気に25000円台乗せもありそうな地合いだったが後半は一転してピーク感となった。
週足では前の週の陽線の実体部分を今週の陰線の実体が包む格好。
「下振れを警戒しておく局面」という見方も併存する。
下は25日線(23319円)覚悟」というのが悲観論。
週間ベースでは、日経平均株価は1.4%安、3週ぶりの反落。
TOPIXは1.4%安44週ぶり反落。
東証マザーズ指数は5.2%安、4週ぶり反落。
日経ジャスダック平均は0.9%安、4週ぶり反落。
東証2部指数は0.2%安、2週続落。
調整3目。
10月2日高値(24448円)から664円(2.7%)安。
9月6日安値から上昇幅2276円に対し31.5%の反落という結果だ。
「どうってことはないような3日続落だが元気がなくなってる投資家心理」という見方だ。
新高値29銘柄、新安値73銘柄。
騰落レシオは103.89と低下した。
NT倍率は13.27倍。
25日線からは2.0%、200日線からは5.7%のプラスかい離。
サイコロは8勝4敗で66.7%。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲10.667%。買い方▲9.060%。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲5.12%。買い方▲18.97%。
空売り比率は44.7%で5日連続の40%超。
日経平均採用銘柄PERは13.73倍でEPSは1732円。(3日の1748円がバッケンレコード)。
今週末はオプションSQだがメジャーSQ値23057円はまだはるか下に位置している。
金曜はほぼ十字線とはいえ日足陰線は3本で止まった。
勝手雲の上限23572円を下抜けないことが重要だ。
ボリンジャのプラス1σは12980円。
シカゴ225先物終値は大証日中比195円安の23625円。高値は23805円。
大証225先物夜間取引終値は日中比170円安の23650円。
気学では「相場のポイントをつくる重要日」
水曜は「前場高いと後場安の日。吹き値売り方針良し」。
木曜は「目先の天底をつくる重要日」。
金曜は「前日の足取りに反して動く日」。
日経VIは8月16日以来の水準となる19%台まで上昇し18.05%。
 
経験則というのは説明する合理的根拠がないだけに難しい。
しかし、今回も25日線のプラス5%乖離は第一次限界水準となった。
何の意味があるのかは経験則でしかない。
それでもそこで上昇は止まった。
逆説的だが・・・。
どんなに業績期待が高くても、どんなに景気が良くても、上昇基調では些細な悪材料がクローズアップ。
株価は一時高値を付ける。
つまり、株価は材料で動いているようで、実はリズムなのだろう。
しかも罫線至上主義者が増加したおかげで、本来は日陰者の存在の罫線が脚光を浴びる。
業績や景気にリズムなど関係ない。
でも罫線ならリズムをはかることが可能だ。
あれこれ難しく考えず「株は勘と度胸」と割り切ることも必要かもしれない。
興味深いのは日経ヴェリタスの指摘。
「日経平均のチャート上は目先、戻り売りが膨らむ節目が見当たらず。
逆張り個人が順張りに転じたとき、相場が一段高となる条件がそろうのかもしれない」。
 
週末5日に開催された「成長戦略会議」。
送金規制の緩和とか定年65歳以上への引き上げばかりが報じられていますが大切なのは成長戦略。
発表された「成長戦略の方向性(案)」では・・・。
「一人ひとりが生み出す付加価値を引き上げていく観点から、
AI(人間で言えば脳に相当)、センサー(人間の目に 相当)、
IoT(人間の神経系に相当)、ロボット(人間の筋肉に相当)といった第4次産業革命による技術革新について
中小企業を含む広範な生産現場への浸透を図るなど企業の前向きな設備投資を引き出す取組が必要。
(SDGs の達成に向けたSociety5.0の実現)」とある。
具体論では・・・。
「人生百年健康年齢」、「いつでもどこでもケア」、「誰でもキャッシュレス」、
「サステナブルで強いインフラ」、「移動弱者ゼロ」などがキーワード。
年末までに、中間的な報告を取りまとめ。
そして3つの3年間の工程表を含む実行計画を来年の夏までに閣議決定。
ここは外してはいけないだろう。
 
 
◇━━━ カタリスト━━━◇
 
ラクオリア製薬(4579)・・・動兆
 
ラクオリア製薬に注目する。
同社は新規開発化合物の導出が中核。
動物薬2種のロイヤルティは順調。
英国で自社臨床1相終了した胃不全薬は国内導出模索。
下痢性過敏性腸症候群薬と併せ準備中の中国ZTE系バイオ会社との合弁は18年12月に設立目標。
EP4拮抗薬のがん免疫療法薬との併用による大腸がん臨床試験が開始。
名古屋大学環境医学研究所との共同研究開始。
岐阜薬科大との共同研究開始など動きは頻繁だ。
 
 
(兜町カタリスト櫻井)



 
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