売り先行後も、軟調な展開を想定か
【オープニングコメント】 売り先行後も、軟調な展開を想定か |
日経平均株価の予想レンジは、2万2300円−2万2600円。
NYダウ平均が300ドルを超える下落となるなど米国株が大幅安。米国とサウジアラビアの緊張の高まりや米中貿易摩擦懸念から、ハイテク株を中心に幅広く売りに押された。
シカゴ日経平均先物からは2万2500円を大きく下回ってのスタートが想定される。
午前11時には、中国で7−9月GDP(国内総生産)や9月小売売上高・鉱工業生産などが発表される予定。指標発表後の中国株式の反応をみたいとするムードが広がりそう。また、週末要因も重なり取引時間の後半には、見送り姿勢が強まることも想定される。
為替相場は、ドル・円が1ドル=112円台の前半(18日終値は112円61−62銭)、ユーロ・円が1ユーロ=128円台の半ば(同129円66−70銭)と円高に振れている。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、18日の大阪取引所終値比275円安の2万2315円だった。
【好材料銘柄】
■ダイハツディーゼル <6023>
今期経常を25%上方修正。
■丸八証券 <8700>
非開示だった上期経常は2.4倍増益へ。
■旭ダイヤモンド工業 <6140>
スワロフスキーグループで研削砥石の製造販売を手掛けるオーストリアのチロリットと業務提携。
■FRONTEO <2158>
システム情報 <3677> [東証2]とパートナー契約を締結し、人工知能「KIBIT」を活用した製品の販売とサービスの提供を開始する。
■日揮<1963>
アンモニア燃料とする発電システム開発
■武田<4502>
包装ラインにAI導入し作業効率化へ
■ブリジストン<5108>
独自開発のゴム人工筋肉実用化へ
■日立<6501>
複雑工程を一元管理できるサービス開始
■コンテック<6639>
自社のIoT実証実験をパッケージ化し提供へ
■キヤノン<7751>
群衆から特定の人発見する映像解析ソフト開発
【主な経済指標・スケジュール】
【国内】
19(金)
9月消費者物価指数(8:30)
《決算発表》
モバファク、光世証、サーティワン、ゲンダイAG、ベクター、アジュバン、日鋳造、アルインコ、エンプラス、東邦レマック、モーニングスタ、KOA
【海外】
中国7-9月期GDP(11:00)
中国9月小売売上高(11:00)
中国9月鉱工業生産(11:00)
中国9月固定資産投資(11:00)
米9月中古住宅販売(23:00)
《米決算発表》
サントラスト・バンクス、プロクター・アンド・ギャンブル、シチズンズ・ファイナンシャル・グループ、インターパブリック・グループ・オブ・カンパニーズ、ステート・ストリート、カンザス・シティ・サザン、ハネウェル
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。