様子見か。
様子見か。 |
日経平均は4日ぶりに反落したが、安値を早い時間につけた後は切り返した。
値下がり銘柄が多く、指数だけが下げ渋ったという印象も強いが、2万500円より下を売り込みづらいということが強く印象付けられたことは、この先の下支えになると期待できる。
米株安に先立つ欧州株安の背景についてはイタリアの政局混乱が引き金となっている。
火種ではあるけれど、株式市場を悲観に染め上げるようなインパクトは持っていなかった。
明日22日の東京株式市場は、イベントをにらみ様子見か。
すべてはジャクソンホールでの国際経済シンポジウムで23日に行われるパウエルFRB議長の講演内容を見極めてから、ということのようだ。
■テクニカル・ポイント(21日現在)
21236.84 均衡表基準線(週足)
21185.82 75日移動平均線
21115.70 13週移動平均線
21060.58 25日移動平均線
20974.65 均衡表雲下限(週足)
20966.92 均衡表転換線(週足)
20966.92 均衡表基準線(日足)
20874.04 ボリンジャー:-1σ(26週)
20683.89 ボリンジャー:-1σ(13週)
20618.57 ★日経平均株価21日終値
20563.86 ボリンジャー:-1σ(25日)
20556.42 6日移動平均線
20483.46 均衡表転換線(日足)
20413.78 ボリンジャー:-2σ(26週)
20405.65 新値三本足陰転値
20252.08 ボリンジャー:-2σ(13週)
20067.14 ボリンジャー:-2σ(25日)
19953.53 ボリンジャー:-3σ(26週)
19820.27 ボリンジャー:-3σ(13週)
19570.41 ボリンジャー:-3σ(25日)
終値は3日連続で5日線を上回り、ローソク足は陽線を引いたが、5日線は再び下降に転じ、強弱感の対立を窺わせた。
ボリンジャーバンドでは、終値は2日連続で+1σ上をキープして安値拡張トレンド入りを回避。RSI(14日ベース)は27.23%(昨日31.01%)、東証1部の騰落レシオは85.32%(同87.91%)にいずれも小幅低下し、戻りの鈍さを裏付けた。