堅調展開か。
【オープニングコメント】 堅調展開か。 |
日経平均株価の予想レンジは、2万1300円−2万1600円。
きのう20日の堅調な地合いや、現地20日の米国株高を好感して買いが優勢となる展開を予想する。
一方、為替市場では、ドル・円が1ドル=107円台の前半(20日終値は107円67−68銭)、ユーロ・円が1ユーロ=121円台の前半(同121円64−68銭)と円高方向に振れている。対ドルでの円高の動きを警戒し、輸出関連銘柄の上値は重そう。
とはいえ、下への懸念はなさそうである。来週のG20に向けては米中関係の改善期待も高まりやすく、売りは出しづらい。米国株の強い動きの割には初動は甘そうで、下げる場面もあるかもしれないが、押し目があれば買いが入り、しっかりとした動きが続くと予想する。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、20日の大阪取引所終値比30円高の2万1430円だった。
【好材料銘柄】
■イントランス <3237>
中国に現地法人を設立。中国人顧客に宿泊施設などのインバウンドソリューションを提供する。
■フジクラ <5803>
英国の最大手通信事業者ブリティッシュ・テレコミュニケーションズに空気圧送型細径高密度光ファイバリボンケーブルを納入開始。
■日本社宅サービス <8945>
東証が27日付で市場1部に指定する。
■フライトホールディングス <3753>
改正割賦販売法に対応した新製品「Incredist Trinity Mini」を3月に大口受注。通期業績予想には織り込み済み。
■アクロディア <3823>
東南アジアで統合型リゾート施設関連事業を展開するホートラムジャパンと、アクロディアが開発したオンラインビンゴカジノシステムの運営で業務提携。今夏からのサービス開始を目指す。
■gooddaysホールディングス <4437>
NTT東日本と不動産業界のIT活用推進と生産性改善を目的とした業務協定を締結。
■アルヒ <7198>
HEROZ <4382> [東証M]と提携し、住宅ローンが投資用不動産に不正に利用される疑いのある申し込みを検知するシステムを構築する。年内に運用開始する予定。
■トランザクション <7818>
東京ガールズコレクションなど運営するW TOKYOと資本業務提携。
■コスモ・バイオ <3386>
「鶏卵バイオリアクターを用いたタンパク質製造技術」を利用したタンパク質受託製造事業を開始。
【主な経済指標・スケジュール】
【国内】
21(金)
政府が経済財政運営の基本方針(骨太の方針)を閣議決定
5月消費者物価指数(8:30)
【海外】
米5月中古住宅販売(23:00)
《米決算発表》
カーマックス
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。