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「現在から過去ではなく、未来から今を」
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「現在から過去ではなく、未来から今を」
 
NY株式市場はハイテクセクター中心に下落。
3週間で1900ドル上昇した反動と言ってしまえばそれまでだが解釈は満載。
パウエルFRB議長は「短期的な政治圧力から隔絶」しているとコメント。
トランプ大統領の利下げ要求をけん制した。
セントルイス地区連銀のブラード総裁。
「7月のFOMCで50ベーシスポイントの利下げが必要だとは考えていない」とコメント。
7月の利下げがない可能性が指摘された。
もっとも利下げ自体はマーケットだけが望んでいるもので必然性は少ないというのも現状だ。
週末の大阪G20を控えて動きにくい局面ではある。
新築一戸建て住宅販売と消費者信頼感指数がともに予想を大きく下回ったのも悪材料視された。
ココまでなら利下げにつながるとして好感されていた経済指標の悪化も素直に評価された格好だ。
7月のFOMCで50bpの利下げが決定される確率は33%。
少なくとも25bpの利下げが決定される確率はほぼ100%。
10年国債利回りは1.98%台。
20日に付けた2016年11月以来の低水準となる1.974%を若干上回る水準で推移。
ドル円は107円台前半。
前日の東京で106.78円と1月3日以来の安値に沈む場面もあったがなんとか堪えた格好。
VIX指数は16.28まで上昇。
 
 
火曜の日経平均株価は寄り付き47円安、一時プラス展開があって終値は92円安。
日足は陰線。
一時170円以上下落した場面もあった。
これで今年の火曜は折返し時点で12勝12敗の五分。
ドル円の106円台や米中、米中東問題が悪材料視された格好。
東証1部の売買代金は1兆7305億円とそれでも薄商い。値上がり821銘柄、値下がり1209銘柄。
新高値47銘柄、新安値45銘柄。
騰落レシオは95.50。
もっともチャートはそれほど崩れずの展開。
26週線(21101円)や25日線(21041円)がサポートしている。
25日線からは0.7%のプラスかい離。
200日線からは2.2%のマイナスかい離。
NT倍率は17.73倍。
サイコロは7勝5敗で58.3%。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲6.890%。
買い方▲12.583%。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲6.727%。
買い方▲18.031%。
空売り比率は47.1%で72日連続の40%超。
6月21日時点の信用買残は222億円減の2兆1762億円。
昨年12月7日は3兆275円がピーク。
同信用売残は594億円増の9693億円と3週連続増加。
3月22日の1兆636億円が近づいてきた。
ボトムは12月28日の6539億円。
信用倍率は前週の2.42倍から2.24倍に低下。
ピークは12月14日の4.0倍だった。
日経HVは13.9、日経VIは16.37。
日経平均採用銘柄のPERは11.89倍でEPSは1782円。
PBRは1.06倍。
シカゴ225先物終値は大証日中比40円安の21040円。
高値21245円、安値21015円。
昨日の後場安がNYの下落を孕んでいたという結果だろうか。
ドル円の107円台とともに意外と下げ渋っている。
6月18日のマドは21153円と21213円。
一目均衡の雲の下限は21362円。
勝手雲の上限は20935円。
昨日頭を抑えたボリンジャーのプラス1σは21307円。
25日線(21041円)攻防の天赦日は想定外だった。
終値マイナスだと水曜も今年12勝12敗の五分となってしまう。
気学では「高下荒く変化を起こす日」。
木曜は「吹値売り方針の日」。
金曜は「初め高いと反落する。吹き値売り方針の日」。
 
過去を振り返る相場人は多い。
数日前、1週間前、1ヶ月前、1年前など時間軸は縦横無尽で過去への比類なき想像力だ。
でも、未来の時点を想定して今日を振り返るコメントは滅多に遭遇しない。
1週間先の時点で今日を振り返ったらどうなのだろう。
G20大阪サミット真っ盛りでみんなが待っていた米中首脳会談も通過。
結論は出ていて「待ったこと」の正否が証明されている。
あるいは、日銀短観が発表されて景気の悪化が証明されているかも知れない。
スケジュールを語る相場人も多いが、そのスケジュールの意味する所や結果を論じる相場人は少ない。
今の時点で過去を振り返るのは容易だ。
でも未来の時点で過去を振り返るクセを付けることは重要だ、
そうすることで相場のアヤや虚しさ、あるいは謙虚さが見えてくるに違いない。
そして相場自体が訴えたかった声も聞こえてくるかも知れない。
 
 
NYダウは179ドル安の26548ドルと反落。
NASDAQは120ポイント安の7884ポイントと続落。
S&P500は27ポイント安の2917ポイントと続落。
ダウ輸送株指数は87ポイント安の10109ポイント。
SOX指数は1.48%下落。
VIX指数は16.28と上昇。
3市場の売買高は70.5億株。
225先物CME円建ては大証日比40円安の21040円。
ドル建ては大証比25ポイント安の21055ポイント。
大証夜間取引終値は日中比30円安の21050円。
ドル円は107.17円。
10年国債利回りは1.988%。
 
◇━━━ カタリスト━━━◇
 
応化工(4186)・・・動兆
 
東京応化工業に注目する。
同社は半導体製造工程で使われるフォトレジストで世界首位級。
液晶用や化学薬品、関連装置も展開。
極紫外線露光用レジストに期待感。
「微細化」=極めて細かく小さくなること。
「微細加工技術」=極めて細かな加工をする技術。
「感動を創造するTOKの未来技術」だ。
今12月期は増収増益の見通し。


(兜町カタリスト櫻井)

 
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