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75円高と反発、米利下げ観測を好感
東京株式(前引け)=75円高と反発、米利下げ観測を好感
11日前引けの日経平均株価は反発した。前日比75円60銭高の2万1609円08銭で取引を終了した。
 
前日の米連邦準備制度理事会(FRB)パウエル議長議会証言で、早ければ7月末の利下げの可能性を示唆し、米株式市場では主要指数が上昇した。この流れを受けて、東京株式市場でも買いが先行してスタートした。
中国・上海総合指数などアジア株が総じて堅調だったことも投資家心理を支えた。

ただ、日米の金利差縮小の見方から外国為替相場が1ドル=108円台前半と円高に振れたことが重荷となり、日経平均は寄り後、前日終値付近でもみ合う展開となった。

市場では、米利下げ観測については「既定路線が改めて確認されたということにすぎない」と冷静に捉える声が多い。むしろ市場関係者は中国市場に注目。「米中貿易協議が難航するとの懸念を後退し、買いが入った」との見方が出ていた。

東証株価指数(TOPIX)は、6.52ポイント高の1577.84だった。JPX日経インデックス400も上昇した。
 
東証1部の売買代金は概算で8308億円、売買高は5億6294万株だった。値上がり銘柄数は1599銘柄、値下がり462銘柄、変わらず81銘柄だった。
業種別株価指数(33業種)は、その他製品、鉱業、水産・農林業の上昇が目立ち、下落は輸送用機器、保険業、証券・商品先物取引業など。
 
個別では、主力ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の小型版の発売を発表した任天堂が年初来高値を更新した。日経平均銘柄に新たに採用されると発表されたバンナムHDには買いが殺到した。ソフトバンクグループ(SBG)やユニファミマ、東京エレクトロンも高い。京セラ、武田薬品工業も買い優勢だった。タマホーム、トレジャー・ファクトリー、サイゼリヤ、ベルシステム24ホールディングスなども上昇した。
 
半面、トヨタ自動車が冴えず、ホンダやスズキも売られた。ファストリやファナックも安い。かんぽ生命保険は連日で上場来安値を更新した。良品計画も軟調だった。DMG森精機は急落した。SMC、コシダカホールディングスなども安い。
 
東証2部株価指数は3日続伸した。前日比3.75ポイント高の6706.44ポイントだった。
出来高5614万株。値上がり銘柄数は207、値下がり銘柄数は161となった。
 
個別では、アスモ、セコム上信越、東邦化学工業、宇野澤組鐵工所が年初来高値を更新した。ヴィスコ・テクノロジーズ、南海辰村建設、FRACTALE、富士ソフトサービスビューロ、篠崎屋が買われた。
 
一方、ビットワングループ、リミックスポイント、ダイヤモンドエレクトリックホールディングス、スリープログループ、ユーピーアールが売られた。
 
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